『PHOENIX RISING』感想・1

月組大劇場公演『ゴールデン・リバティ』の併演のショー『PHOENIX RISING(フェニックス・ライジング)』-IN THE MOONLIGHT-を観てきました。
11月24日(日)11時と15時30分のダブルです。……1ヶ月前か。
もうすぐ3回目を観てくるんですが、とりあえず初見時の感想。
作・演出はのぐちんこと野口先生です。

ショーが特濃でもうわけわからん感じにお腹いっぱいになる。楽しい。

大階段をピラミッドに見立てたエジプトから始まるプロローグ。
エジプトから始まるあたりアジアって感じでもないんだよな。
エジプトってアジアの端だっけ?うーん……。
シルクロードに沿って場面が動くわけでもないけっこう謎ではある。

ショーの概要に「風の時代に飛翔する「PHOENIX(フェニックス・鳳凰)」をテーマとした絢爛豪華で異国情緒あふれるレヴュー作品。」とあるが、フェニックスは不死鳥であって鳳凰ではないやろ……というのもつっこみたい。鳳凰は雄雌一対で存在するもんだしな。
が、あまり気にしてはいけない。それとも、私が知らないだけでちゃんとした意味があるのか。

EIGHT PHOENIXは若手男役8名のダルマ。

路線たちによる歌い継ぎは、これからはじまるショーの紹介のようなもの。
歌詞に歌い手たちの名前を入れ込んでくるのが、とってものぐちん。

るおりあの美貌はもうそれだけでお金払いたくなる。ありがたい。そしてれいこちゃんを思い出す。

しゅりんぷの美貌と色気も健在。黒髪似合うわー。そして上手い。

プロローグのあとはちなじゅり、そしてロケット。

これが噂のオダチン・カーンか……!
古代歴史アクション、ディスコ・ミュージカル、近未来SF、学園ミュージカル、王道ボリウッド・ロマンと、ロマ劇のちなつ演じた俊藤の「ハンサムガイ」シリーズを思い出す。
学園ミュージカルだからオダチンがヒゲでも学生なんだよね?

るね・みかこのロボット衣装は『銀英伝』の白兵戦のやつかな?(あの、かなり笑われたという……)
後ろのロボットたちは自転車のヘルメットにしか見えなかったけど。

上海ジゴロの序盤はさ、ジゴロが男役同士で踊ってどうすんねん、仕事にならんやろとツッコミ入れました。
ツッコミ入れつつ美味しくいただきましたよもちろん、はい。

のぐちんは上海ジゴロのちなぱるを「ブロマンス」と表現してたけど(『歌劇』の座談会ね)、あれはブロマンスじゃないと思うんだ。
ブロマンスはちゅーはしないと思うんだ。
びーえるとかほもとか言えないので「ブロマンス」という当たり障りのない表現をしたのかもな。
よほど芝居のちなおだのほうがブロマンスだと思うよ。

男役ダルマはだれ?と思ったらオディセと飛翔くん。
愛称はモニモニ……どこからきたんだ。
のぐちんも女装好きねぇ。

この場面のしゅりんぷが期待を裏切らない美しさなのでつい見てしまう。
しゅりんぷにはいずれ血も涙もないほどの色悪系ひどい男を演じてほしいですわ。
ぜったいに似合う。

あみまのんから始まる中詰はタイ。
かぶりもので若干、人の見分けがむずかしい……。
客席降りあり。
今回は2回とも1階席だったので、もし次に観る機会があれば2階席(できれば8列目以降)に座ってみたい。(と思ったが、日曜に行くチケットはどちらも1階席が当たった)
2階にも下級生がくるらしいですね。
あと下級生(しゅりんぷ、若ほか)が本舞台にいるのよね。
下級生を見るなら2階席がいいのは鉄則。

てらの、指をそろえて真横に唇を拭うようなパフォーマンス好きだわ~。

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