『オーヴァチュア!』感想・3

雪組のショー『オーヴァチュア!』感想の続き。

今だけだけど、雪組に95期が5人もいるのすごいな。
今年で研17だっけ。仲がよくて居心地いいんだろうなぁ……。

Super Audition!

スター役のかせきょと、そのパートナー・まるちゃん(華純さん)たちの銀橋。
そういや2人は同期ですね。
振り回される社長たちは、にわさん、りーしゃ、あんこさんという手堅い職人揃いである。

その後、スターとパートナーがハネムーンに行くため、せおっち・はばまいたち代役オーディションの流れに。

シンガー・あーさ、運命を司る美女・夢白、ダンサー・縣のあいだに入ったせおっちはコミカルなポジションを任されたといったところか。
華と間のよさのある人だから、面白い場面を面白くできるわけだ。

ほかのオーディションメンバーも男役は上級生が中心でとにかく濃ゆい。
衣装がとにかく派手というか、トンチキ寄りである。
でもこういう場面も必要よね。すべてがかっこよくて美しいと息が詰まるから、息の抜きどころみたいなシーンがあるといいんだ。

歌手であすくんとかのゆりが揃うのも贅沢。

My Miracle!

バイクの場面ですね。
全体的に大人の男性のファンタジーのイメージを持ちました。『ルパン三世』の原作版(マンガ)とか『コブラ』とか、少しだけそんな雰囲気がある。
夢白ちゃんはバイクの化身。なんてぴったり。

レーサーのあがちんには『La Esmeralda』初演で最下で出てたのを思い出して、懐かしくなった。あのとき研1だったのよね……。

「乗りこなしてみてよ」という夢白ちゃんには、アメリカンな色っぽさがある。
そりゃ「乗り物」だから性的なニュアンスは当然入るよね。

夢白ちゃんは、お姫様も蓮っ葉なのも大人っぽいのもピュアなのもなんでも似合うのが強い。
このバイクの化身は、はすっぱなところはありつつも純真さも持っているというところか。

ライダーの場面はカウボーイっぽさもある。楽しい。

Intermission

中詰の始まりは縣&はばまいの「インディアンラブコール」からのタップダンス。
タップダンスをこういう形で入れるのは最近では珍しいような。
おしゃれですね。

そして今さらながらあがちんの出番に「3番手ってすごいなー」と思うなど。

せおっちとジャズレディ5人。
ジャズレディは要は男役のダルマです。女装です。

「Sing,Sing,Sing」で客席降り。
えっと、振りがむずかしくて覚える気になれず。すいませんね。
私は踊ってるジェンヌさんを見たいだけなので、適当に手拍子ですませました。
三井先生、こんな難しいこと、一介のファンにやらせるんじゃないわよ!

でもジェンヌさんにお近くにきていただけるとテンションは上がるわ。

2階席でもお楽しみはあります。
ジェンヌさんは近くに来ないけど、銀橋の男役ダルマは、1階席より2階席のほうが見やすいですしね。

すわっちには「これがあがちんが好きな美脚…!」と思い、はいちゃんは男役らしいオラつきが楽しく、のりぴーはちょっと女の子っぽい可愛さと色気がある。

エンリコは表情の圧の強さに咲コンを思い出した。あのときもなんか面白かったんだよ。ていうか、エンリコは路線ぽくない謎のおかしみを出してくるんだよなぁ。そのへんがちょっとがおりちゃんを思い出すポイントかも。(でも今回の新公主演だよ)

せおっち、あがちん、かせきょの3人で銀橋に残って「Love for sale」。
この場面があるからかせきょーは中詰銀橋ダルマがなかったんですね)
せおっちはこの曲をよく歌ってるイメージなんだけど、どうだっけな。

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