東京だいもんサヨナラショーと退団ご挨拶・3

雪組

fffシルクロード

●3度目のカーテンコール。

最初はだいもん1人で登場し、
本当に幸せで、本当に楽しくて、宝塚に入って良かった、男役をやって良かったと
本当に楽しかったです」。

そして「咲ちゃん、いらっしゃい!」と次期トップの咲ちゃんをお呼び出し。
いきなり呼ばれた咲ちゃん、動揺してましたね。
なにを言われるんだろう……という心の声が伝わってくるようなアワアワ感。

「これから自分の進む道を突き進んでください」とだいもんからエールが贈られました。

そしてひらめちゃんもお呼び出し。
次期トップ娘役です。

これから2人でいろんなことを経験して、雪組の仲間たちと楽しい時間を過ごしてほしい
私がその一員になれないのが悔しいんです。
心の底から応援しています」

だいもんは本当に咲ちゃんの下で組子をやりたそうなんですよね(笑)。
研3くらいになって、っていろんなインタビューでも言ってるものね。

●再度、全員を呼びだし。

「皆さんが知りたい朝のことを……」と、東京楽の楽屋入りの話をしてくれました。
あの黄色いクマ「ふーはん」の話です。

「ふーはんにもう一度お会いしたいと思っていた」

「(劇場に入ると)咲ちゃんが聖火をもって待っていてくれた。
てっぺんまで上り詰めたら待っておりました、ふーはんほはひーはんほ。
自分が乗るのではなく、詰め物をして立体化したふーはんがはひーはんほの乗り物の上に待機していた。

組長がふひふほはー、ピンクのひふへっほは副組長で待ち構えていてくれた。
嬉しい楽屋入りをさせてくれた。」

早くも聖火リレーやったんか、だいもん。
ムラでは咲ちゃんがやってたポジはにわにわ組長、真彩ちゃんポジはカレン副組長がやったみたいです。
楽しげだ。

●4度目のカーテンコール。

(客席に)「みなさん、幸せですか」
(組子に)「みなさん、幸せですか」(組子)「イエーイ」
「私も幸せです、イエーイ」

だいもんが楽しそうでなによりです。

●緞帳前だいきほ。

望海「どうですか、幸せです」
真彩「幸せです」
望海「あたたかいお気持ちが伝わってきて、千秋楽ってさみしくなるかと思ったんですが、
それよりもこの楽しい気持ちを細胞一つ一つに刻み込んでおきたい」
真彩「ほんとうにありがとうございました皆さま。
私に、一つだけお話したいことがあるんですけど、望海さんのお隣で相手役をさせていただくの今日で最後なので、大好きです
望海「ありがとうございます」
真彩「叫ぶのは恥ずかしくて」

公開告白大会、はじまりました。
叫ぶのと、直で告げるのとどっちが恥ずかしいのだろう。

照れながら「ありがとうございます」と言うだいもん。

望海「みるみる変貌して、どんどん素敵な娘役さんに変わっていく、それをお客様が一番見ていて、私も切磋琢磨させてもらい、舞台に立つうえでは厳しいこともあったりとか。(退団千秋楽の)今日一日はいいか、解放してやってみようと」

真彩「寂しくなってきちゃった……
望海「寂しくなってきちゃった!?どうしようね

急に女子っぽくなる真彩ちゃんに動揺するだいもんは、好きな女の子にいきなり泣かれた男子のようでした。
めっちゃアワアワしてたな。

真彩「変貌した真彩希帆になれたのも望海さんのおかげ、感謝していて、今の私がいるのは望海風斗さんのおかげで、お客様に見守っていただいて今の私がいます。その事実は一生変わりません!」
望海「あははは!何かあったら助けていただいて、私も大好きです
真彩「ふえ~ん。私も大好きです」

だいきほ……!
「その事実は一生変わりません!」なあたりは青年の主張っぽくもあります。
そして「ふえ~ん」ってマンガみたいに泣く人ほんとにいるんだ……と、ちょっとツッコミ入れたくなりました。

望海「一生続くと思うのでこのあたりで切り上げさせていただきますが」

望海&真彩「ありがとうございました!」

いいトップコンビでした。
2人の将来に幸あれ。

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