水美版『銀ちゃんの恋』感想・2

・ほってぃーの橘、すごくよかったです。
橘にはスターとしての華と映画への情熱もありつつ、銀ちゃんへの嫉妬などの小ささも見せる。そしてまた男気のあるところも。
コミカルなところ、かっこいいところのメリハリがあって、とても素敵でした。

ほってぃーはあれだけ美しくて華もあって、でも舞台での立ち位置をきちんと弁えてる感じが好きだ。
舞台のために身を捧げている感じ。
芝居では自分を見せるのではなく、役を見せている。

マイティーのDSや華ちゃんのMSのときにも思ったけど、頭の良さを感じる人です。

・つかさのヤスも、芸達者ぶりを見せつけました。
変な衣装だし情けない役だけど、それをきちんと演じ切る。

銀ちゃんへの崇拝も、小夏へのあこがれも、どれもがしっくりきました。
地元へ小夏を連れ帰ったときの幸せそうな雰囲気に、いいところで、いい親御さんに育てられたんだなぁ……と。
大学も出て、ちゃんとした就職をしてたら……と思わずにいられない(ブラックに使いつくされそうな気もするけど)。
でも「いい人」の奥底にある情熱がそれを許さなかったんだろうな。

・朋子役の都姫さんも良かった。銀ちゃんの新しい若い恋人です。
気まぐれでコロコロと気持ちが移り変わるのすら可愛い。
でも朋子のびっくりするような気持ちの変化もけっこうしっくりくるというか……。

可愛くて宇宙人みたいで弾けてて魅力的な朋子でした。

・だいやのジミーは可愛い。ジミーだけちょっとメイクが違って、女子っぽさがあるのね。
でもその女子っぽさが脚本上ではあまりフィーチャーされてなかったのがよかった。
橘にちゅーされてはいたけれども。

あの女子感に、マイティーDSを思い出して微笑ましかったです。

・さすがだと思ったのは専科のまりんさん。大道寺監督ね。
いい加減さとズルさと映画馬鹿っぷりを備えていて、ものすごく昭和だった。

「死ぬんだよ」のぬめっとした怖さ。
脅しにかかってるようなそうでもないような。
かれはこうやって、役者やスポンサーたちをなだめすかし、時には妥協しながら映画を撮ってきたんだろう。

・専務役・キョンさんの頼もしさも光った。
かれがいると舞台が締まるというか、画面に落ち着きが出るよね。
リアリティがありつつ、バランスの良い舞台になる。

・ピンポイントで撃ち抜かれたのは保険屋。セリフの間とか体の使い方とかうっまぁああ!って。
龍季くんね。

101期生おもしろいなー。

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