水美版『銀ちゃんの恋』感想・1

シアター・ドラマシティ公演『銀ちゃんの恋』9月5日(日)11:30公演を観てきました。
大阪梅田、久しぶりだーーーー!!

『銀ちゃんの恋』、原作は見たことがなくて、記憶のベースはゆうひさん版のものです。
花組時代と宙組時代にいちおう観た。
ただ、あまり細かいところは覚えてません……。10年以上前だし。

でもゆうひさんバージョンとは「変わったなぁ」とちょこちょこ思いました。
わかりやすいのは最初の専務(キョンさん)と秘書(あおいちゃん)の最初のやりとりね。
今回は『WEST SIDE STORY』ノリになってたのかな?
この改変がいいか悪いかは……正直どうでもいいのですが。
演じ手が悪いわけではないのですが、ちょっと長いなとは思いました。あおいちゃん組替えご祝儀?

・主演はマイティー。言うまでもなく銀ちゃん役です。

ゆうひさんが花組で演じたときは研17。
渋さがあって、ちょっと黄昏れてる雰囲気のあるゆうひさんは、残念なスター・銀ちゃんにぴったりでした。
芝居もうまくて狂気と凄みがあったしね。

対し、研13のマイティーは雰囲気は若め。
ゆうひさんが性格がヤバい銀ちゃんだとしたら、マイティー銀ちゃんはアホの子っぽい可愛さがあります。
特に最初の新選組の撮影のところね。
ゆうひさん銀ちゃんはとにかくカメラに映りたい一心だけど、マイティーだとさらにキザりたい欲が強く出る。
ゆうひさんが落ち目のスターだとしたら、マイティーは上がり切れなかったスターという感じ。

若い恋人・朋子とのやりとりも、ゆうひさんに感じたおじさんの哀愁はあまりなくて、可愛くて楽しかった。
こういうのマイティー似合うなー。

でもヤスのアパートでのヤスや小夏とのやりとりには凄味があってさすが。

1幕終わりあたりで階段落ちを語るときのキラキラした輝きは、小夏の言うとおり子どもがそのまま大人になったような、少年ぽさがありました。
このキラキラにマイティーファンはやられるのだろうな。

屈折した感じは薄めで(実は銀ちゃんの生まれは……みたいな裏設定はなさそう)、キラキラ感と可愛さがありつつ、「今の水美はここまでやれますよ!」と演技力を見せるような銀ちゃんでした。

・ヒロイン・小夏を演じたのは星空さん。
落ち目の女優を、105期・研3の彼女がよくやった!! 体当たりでしたねぇ。
小夏役は意外なほどしっくりきました。
叫ぶセリフは聞き取れないところもあったけど、必死なのを感じました。

声がきれいで、歌がうまいのも強いよね。
子守歌の「蒲田行進曲」が特によかったです。

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