6月1日に宝塚大劇場で行われた「星組トップスター・礼真琴サヨナラショー」について。
ライブ配信で見ました。
Souls(インストゥルメンタル)
『Anthem』で歌われた「Souls」のインストで幕開き。
赤いライトに回るムービングライト、うねるギター音でテンションを引き上げられる。
道を開けろ、僕が通る『ロックオペラ モーツァルト』礼ソロ
セリ上の台に立ち、一気にボルテージを上げ、声で客席をつかむこっちゃん。
「新しい出会い求めて旅立とう」「さぁ 自分の力を試す時」という歌詞が、新たな道へ踏み出すこっちゃんのことばに聞こえます。
それと同時に「誰も知らない夢 僕が創ろう」「共にゆく者たち 僕の仲間さ」という歌詞が、トップスターのこっちゃんと共に歩んできたファンへの言葉にも聞こえました。
革命の兄弟『1789』礼・暁・極美
『1789』の芝居込みで歌い踊る3人。
こっちゃんは卒業し、ありちゃんは次のトップに決まり、きわみくんは花組へ異動。
それぞれの道はいったん分かれる。
でも「おれたちは兄弟だ」と肩を組んだ歴史がある3人だと、卒業記念のポートレートのような曲。
3人で肩を組んで前へ進むところが特によかったです。
世界に求む『王家に捧ぐ歌』礼・星組生
ふたたびこっちゃんのソロ。
さきほどとはうってかわって静かに、祈りを込めた歌を。
途中から星組生が登場してともにコーラス。
こっちゃんは本舞台から銀橋へ。
Ray『Ray -星の光線-』極美・小桜・瑠璃・詩
緞帳が降り、緞帳前から銀橋へ4人で移動しながら歌い踊る。
歌えるヒロイン格の娘役3人を連れての銀橋はぜいたくでいいなぁ、きわみくん。
ダンスはるりはなちゃんがやっぱり好きだな。
PARADISO『モアー・ダンディズム!』礼・男役
はいきた、ストライプスーツに赤のシャツ。
みんな大好き「PARADISO」です。
なぜあのダンスでかっこよくなるのか、それともかっこいいというのは思い込みで実はダサいのかよくわからない。
「スタイリッシュ田植え」と最初に別名を付けた人はセンスがありすぎる。
ありちゃんの腰回しがけしからん。
あえて擬態語をつけるなら「ねろりねろり」でしょうか。
ベビーフェイスのありちゃんだからこそのヤバさも加味されています。
ダンサーってすごいですね。
あまとがいい位置にいるのをみるたびに「大きくなって……!」と親戚のおばちゃんのように涙ぐみそうになる。
こっちゃんは曲によって歌い方を変えていて、さすがのシンガーぶりです。
ハットの投げ入れも完璧。
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