劇場からすこし歩いて

2月22日(土)に文化祭をダブル観劇できたので翌日曜日はヒマになりました。
というわけで日ごろのムラ遠征では行きそびれていたところに行くことにします。
私が宝塚を観劇し始めたのは90周年のときなので、考えようによっては20年越しの念願ですね。

ひさしぶりに泊まった宝塚ホテルの窓から。武庫川が見える。
なにせ大劇場が開いてないので、タカホもいつになくお安かった。

宝塚神社

さて、朝食を宝塚ホテルのブッフェでしこたま食べた後「宝塚神社」へ。
場所を調べたらホテルからだいたい30分くらい、急勾配を上ることになると書いてあり、ビビる。
だいじょうぶかしら、私の足弱で……。
田舎の民はちょっとした距離も車移動なので普段はあまり歩かないんですよね。

近くの駅まで阪急電車でとも思ったけど、最寄駅からも10分弱あるようだし、しっかり食べた朝食を消化しなきゃいけないので歩くことにしました。
11時ごろにホテルを出て、リミットはキャトルレーヴで買い物を考えて14時半です。
(大劇場公演をやってなくて文化祭のみなので、キャトルの閉店が15時なんですよね)

片道30分といっても道に迷ったり途中で疲れたりしてぜったいに1時間くらいかかるやろ……余裕もって行こ。

あっさり到着。
方向音痴でもスマホのナビどおりに行けばたどり着ける。文明の利器ってすばらしいですね。

宝塚神社までに急勾配はたしかにあったけど、私が一番よく行く神社のほうが階段が多くて大変だったわ。

神社には道真公が祀られた天満宮があり、梅の模様の牛さん(撫で牛)も。
『応天の門』のときに来たらよかったかしら。

あと、夫婦和合の子授けの石もあり、とっても形がそのまんまですな。

で、肝心の宝塚神社。
昔から、神様にお願いしたいことってあんまりよくわかんないなぁ……とぼんやりしてるんですが、なんとなく宝塚歌劇をよろしくとはお願いしておきました。

小高い丘の上にあるので、宝塚市街が見渡せます。

おみくじを引いたらとっても良い卦が出たのでそのままお守りにしました。

小浜宿

来た道とは逆ルートで坂を下りる。

こっちのほうがいかにも「参道」ですね。
小林駅側からくればよかったのか。

さて、時間が余ったので宝塚神社から小浜宿に行くことにしました。
ここも徒歩でだいたい30分くらい、ええ歩きますとも、ふだんの運動不足を解消します。

鳥居が黄色いの珍しいな。

小浜宿は西宮街道の宿場町です。
大劇場のあるあたりがど田舎だったころ栄えていた場所。

資料館に行ってそこの職員さん(?)にジオラマを見ながらいろいろ説明してもらいました。
訪問者ごとに話の切り口を変えてくれる親切さです。
私の場合はどうしても宝塚歌劇になってしまうので、昔、タカラジェンヌが撮影のために小浜宿に訪れたときの話を教えてもらいました。

「なんとかカイトさんという人で……あとでトップスターにもなった人」

カイトさん……星条海斗さんしか浮かばんけどトップになってないしなぁ……。
「海」「斗」……?
もしや「望海風斗」なのでは!?

ビンゴでした。
のぞさんには千社札を直々にもらったそうです。
ていうかいつでも千社札を持ち歩いてるのか、まぁ名刺だと思えば持ち歩かないこともないか。

資料館に展示されてたものたち。

小浜宿は往時のおもかげを残した町で、宿場町に掲げられていたとおぼしき看板(札)も復元されていました。

派手な観光地とかじゃないんですが、ちょっとしたお出かけにいいところでした。

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