『記憶にございません!』感想・2

星組大劇場公演「『記憶にございません!』-トップ・シークレット-」2回目を観てきました。
9月15日(日)15:30の回です。
生観劇ではこれがマイ楽ですね。

超前方の席で観られましたが、この距離でも選挙ポスターのキャッチフレーズなどは読み切れないのでした。そのうち『歌劇』の「えと文」に上げてくれると信じている。

前日夜にTVで映画版の「記憶にございません!」の放送がありました。
疲れてたもので最後のほうは寝落ちしましたが、見る限り映画版と宝塚版はびっくりするほどほぼ同じでした。

ダンサートップ娘役・ひっとんに宛書したのかと思ってた「聡子ナンバーワン」が原作にあったのはびっくりだよ。
生放送なのに聡子が帰っちゃって、秘書官の番場さんが代役を務めるところはなくなってたけど。

黒田啓介の不倫相手・山西あかね(ほのか)が下着姿でめっちゃ攻めてくるところも原作通り。カニバサミしてるし。
でもムチ打ちは宝塚版のみ。
あとセリ下がりながらの「2番じゃダメなんですか」もダーイシによるものかな。これ、あんまり笑いのネタにされたくないんだけど。

田原坂46はさすがにダーイシによる追加だった。
でもそうしないと娘役ちゃんの役が少ないもんね。

黒田啓介と聡子と小野田っち(ひーろー)が同級生なのも原作通り。小野田っちのヘアスタイルも。
学生時代のところは宝塚版がうまくふくらませて舞台らしくしましたね。

小野田だけでなく、南条実も松ジイも牛尾外務大臣も森崎財務大臣もスーザン・セントジェームズ・ナリカワも大関平太郎もほんと原作そっくりで、星組→原作→星組の順に見るとほんとびびる。

あまりにも原作踏襲で、かつ宝塚らしい作品でもないので、あまり変なネタ入れられなくてよかった〜と安堵するとともに、なんでこれを宝塚歌劇でやろうと思ったのかと。
でも演目の幅広さが宝塚のわけわかんなさと凄さでもあるしなぁ。

JCB貸切にて、南条さんのアドリブ。

「今、JCBカード入会するとハワイでバス乗り放題なんだよぉ!でも俺らはハワイ行けねぇんだよ!あんたたちはハワイ行ってんだろ!?」(反応薄し)
「…あんたたちも俺と一緒か」
そう、ファンもハワイ行ってないのよ。宝塚で忙しいから。

後の場面で松ジィが「ハワイ行きてぇなぁ」って拾ってました。

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