『記憶にございません!』感想・1

星組大劇場公演『記憶にございません!』-トップ・シークレット-を観てきました。
8月24日(土)11時公演です。
1回しか観てないのでざっくりと記憶(とメモ)にあるぶんだけ残しておきます。

・原作を見てないのでどこまでが三谷幸喜の脚本・演出なのか、どこからがダーイシの加えたテイストなのかはわからない。
「ちょ、おま……」と思ったところは何か所かあった。

・記憶を失う前のこっちゃん=黒田啓介が「記憶にございません」というときのふてぶてしさ。
腹が立つけどかっこいい。
「記憶にございませェェェェん!!」の煽りは舞台だから最高だけど、リアルに引き付けると腹立つな。

「献金マンボ」すごい、バカバカしくもすごい、かっこいい。
これが主題歌ってマジか。
現代日本が舞台なので悪の魅力というには辛いものがあるが(ほら、某与党とか思い出して業腹ァァァァ)、このバカバカしさをかっこよくやりきる星男バンザイ。

でもどうしてもリアル日本の政治を思い浮かべてしまうのでシンプルに楽しめないのよね。
こういうブラックなコメディが楽しめるのは、平和で、ある程度社会がまともに機能していてこそだわ。

・思いのほか出番が多い田原坂46。可愛い。
可愛いけど、選挙応援でこんなに出てくるの、リアルだったらけっこうイヤだな……。

・記憶を失った後の黒田啓介は可愛くて、こっちゃんの可愛さと悪い男の両方を見られるお得さがあった。

・何気に眼鏡祭りですね。好きな人にはたまらん。

ありちゃん演じる秘書官・井坂の眼鏡は最高ですね。
いやぁあんなにいいキャラになるとは。

眼鏡をかけたつんつん(息子・黒田篤彦)はみやるりだった。
こういう少年役が回ってくるあたりも含めてみやちゃんを思い出す。

・オレキザキ、アドリブお疲れ様です。
超イケメンほまれの無駄遣い(松ジイ)も含めて、なんかすごい。

・警官・大関平太郎のあいみちゃんはもっしゃもしゃヘアで目立つな。
犬のようにわしゃわしゃしたい。

・野党党首・山西あかねのほのかちゃんのデコルテが美しい。首から肩、二の腕のバランスが最高に好き。
ほのかはイイ女感があるのがいいのよねぇ。
鞭を振るう姿も美しい。

・小野田っち=高校時代のひーろーの髪型が懐かしい。
流行ってたよねぇ。(私より上の世代だが)
『スラムダンク』の三井も登場時はあんなんでしたね。

・黒田聡子=ひっとんのおさげ&セーラー服姿はファンサービスなのであろう。


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