初日と2日目の午前だけ観た博多座花組公演『Jubilee』の感想。
リズムの洪水
いわゆる中詰です。
衣装も華やかで、次々にスターさんたちの歌い継ぎがあって楽しい。
本公演同じく客席降りがありますが、下級生たちが本舞台で踊ってくれるので2.3階席でも安心。
目が足りてないのでメンバーを認識しきれてませんが、衣装からして次の場面で踊りまくる子たちかな。
ひとことほのかが壁際を通ってたからびっくりしたわ。私の席からは視認できなかったけど美咲ちゃんもかな?
L、R番代の席でも油断できない。初日の人たちは知らなくてびっくりしただろうなぁ。
終わらないパーティー
中詰後の若手の場面。
センターはれいんです。
メンバーが変わって振付もちょっとずつ違って。
熱気があって、宝塚の未来の明るさを感じる場面です。
花は枯れた
元はカチャセンターだった場面。
ほのかちゃんがセリ上がるときの重みのある美しさが印象的。
戴冠式
あおいちゃんパートはトップ娘役の美咲ちゃんに。
高音が美しく響く。
「王妃」役である美咲ちゃんが歌うことで、王妃が肉体的にも精神的にも直截的に王を支える構図になり、王と王妃のパートナーシップが強く感じられました。
ただの妻ではなく、王と新しい国(≒新生花組)を創るのに欠かせない存在に見えます。
美咲ちゃんが歌唱力が高く、実力者だけに、より一層そういう雰囲気になるんですよね。もし王に悩むことがあっても、この王妃なら力づけられる。
新たな時~輝き
本公演ではあかさんの餞別シーンだったところが、さおたさんとりんきらの場面に。
曲は同じですが「ここがふるさと」とは歌わずロケットに。
専科のお2人が歌うことで、新生花組をちょっと外野から見ている人たちが「いい国ができたねぇ」と寿ぐ場面のように映りました。
宴から離れて庭園か城外でこっそり酒を酌み交わしながら……みたいな。
(このへん、メタな視点ですよね)
ロケットは珀斗くんやリリーたん以下のメンバー。おお、学年が上がった。
フィナーレ
ここも、カチャのソロ場面はほのかちゃんで。
カチャの場面はさおたさんやりんきらたちにも割り振られてますが、ここぞというところはやはり公演2番手のほのかちゃんなわけです。
娘役との絡みが情熱的で美しい。
ひとこは、ソロで円を描いて踊るときの優雅さが印象に残りました。
正統派でスタイリッシュ。
男役になるために生まれたようなビジュアルだなぁ。
デュエットダンスは、幸福感と透明感にあふれていました。
パレード
エトワールは大劇場から引き続いての湖華さん。
美声を響かせる王道の歌姫です。
105期も多士済々だわ。
ほのかちゃんの羽根が肩モフだったけど、次回大劇場の『悪魔城ドラキュラ』はどうなるか。
その公演ではまだ極美くんは花組異動しないんだよね。
なお、花組博多座11時公演の終演は14:10でした。だいたい5分押しですね。
帰りの時間が気になる方はどうぞご参考に。
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