GWの敦賀行・1

ゴールデンウィーク。
ほっとくと延々スマホゲームで時間を溶かす未来が見えたので一人で敦賀に行ってきました。
敦賀。読めますか?「つるが」と読みます。
現在は北陸新幹線の終着駅で、大阪行きのサンダーバードへの乗り換え地点です。

何度か行ったことはあるけど、新幹線開業からまともに回ったのは初めてかもしれない。

福井駅

まずは福井駅に。
福井から敦賀まで電車で行くには新幹線と第三セクター「ハピライン福井」があります。時間的には新幹線だと約20分。ハピライン福井だと小一時間。
急ぐ旅でもなし疲れるほどの距離でもないので今回はハピラインにしておきます。

運賃は片道1,140円です。土日祝やGWなどに使える一日フリー切符は1,500円なのでこちらを購入。とうとつに「泊まりたい……」とか思わない限りとてもお得です。
OSKのたけふ菊人形公演を観るときにぜひどうぞ。武生は新幹線の駅よりハピラインのほうが劇場までの移動が楽だし。

銀を基調としたピンクや緑の電車は桜餅っぽくて可愛い。
GWだけどちょうど座れるくらいの混雑度合いでした。

敦賀駅

敦賀駅に到着。
駅に『黒蜥蜴』ポスターがあって嬉しい。

バスのフリー切符があると読んだので観光案内所で聞いたら「バスで買ってくれ」とのこと。
私が乗りたいバスまでしばらく時間があるのでその辺をうろつきます。

敦賀は『銀河鉄道999』のオブジェが多い街です。
市内の至るところにメーテルや鉄郎がいます。

でも駅の一番近くにある銅像は……読めない。誰。

(ウィキによれば「都怒我阿羅斯等(つぬがあらしと、生没年不詳)は、『日本書紀』に伝わる古代朝鮮の人物で、加羅国王の息子と言う。」だそうです)

ちえなみき

敦賀駅から徒歩2分の距離にある建物におしゃれな本屋があります。カフェも併設されていて、店内で本を読みながらドリンクを飲むことができます。
この形式、正直なところ怖いんですけどね。こぼしたり汚したりしそうで。
それに人が思いっきり読んだ後の本は「中古本」みたいで、それを新刊として購入するのに抵抗がある。古本は古本で全然平気なんだけど。

とディスっといてなんですが、バス待ちの時間にカフェを利用しました。朝ご飯食べてないんです。
でもこれからご飯を食べるつもりがあるので、とりあえずおやつだけ。
観光案内所で手に入れたバスの運行表と地図をもとにどこを回るか考えます。
充電できてWi-Fi使えるのがありがたいわあああああ!

抹茶寒天を食べながら行先の観光スポットを決める。

バス

敦賀市内のバスは均一区間は1回200円。「ぐるっと敦賀周遊バス」の一日フリー乗車券は500円です。3回乗れば元がとれます。
ざっくりいえば気比の松原方面と赤レンガ倉庫方面の2つの周遊ルートがあります。

ただ、行きたいお寺への周遊バスが1日3本しかなく、乗り遅れると駅まで戻ってくるのが大変そうなのでそこを中心に日程を組みました。
――でも実は周遊バス以外もこのフリー乗車券で乗れたんですよね。だからきっちり日程を詰めなくてもよかったという……。知らないと効率悪くなるのは仕方ないですね。先達はあらまほしきものなり。(ていうか、裏面の但し書きをきちんと読みなさいよ)

気比神宮

最初の目的地は気比神宮。実は来るの初めてかも……?(忘れてるだけかもしれない)

大きな鳥居から見もので、文化財であるらしい。あらびっくり。

たぶん長生きできるお水。

お参りをし展示物を読んでいると「渤海」の文字に心臓が跳ねる。
『雨にじむ渤海(パレ)』は名作ですよ――腐ってる人にとってはなおさら。はよ円盤にしてほしい。

さておき、敦賀の歴史に渤海使が出てくるんですよね。福井(越前・若狭)って現代では知名度低く地味な県ですが、歴史的にはかなり大きな国です。
都に近いし、越前は米どころゆえに「大国」扱いだし、海に面しているから外国(渤海や宋など)からの使節もやってくる。対応もする。
源氏物語を書いた紫式部の父・藤原為時も国司としてそういう任に就いていました。『光る君へ』でもそういう場面がありましたね。

道々、松尾芭蕉の句碑や像もあります。

晴明神社

敦賀には平安時代の陰陽師・安倍晴明を祀る晴明神社もあります。住宅地の中に小ぢんまりとあるので、知らなければ確実にスルーする場所です。
なぜ晴明神社がこんなところに――というと、都のいくさの際に安倍家がこちらに逃げてきたからとかなんとか聞いたことがあります。実際のところは知らん。

社殿に入ってお参りし、晴明像を撫で、お守りを授かってきました。

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