『元禄バロックロック/The Fascination!』上演決定

花組,花組演目関連

今年11月から来年初めにかけての花組大劇場公演の演目が発表されました。

●芝居は若谷センセイ、ショーは中村Bです。

芝居について。
『元禄バロックロック』ということで、タイトルは韻を踏んでるのね。
タイトルで若谷氏かなぁと思ったらビンゴでした。
『出島小宇宙戦争』――というか、「デジタル・マジカル・ミュージカル」っぽいよね。
時代も元禄なのでニセ江戸時代だし。

『義経妖狐夢幻桜』もニセ鎌倉時代だったし、そういう方向性で行くのかしら。
義経も出島も私は楽しめたから好き。
大劇場の客層に合うかどうかはわからないけど、劇団としてもいろいろやってみないとねぇ。

登場人物は、解説を読むかぎりでは

・時計職人で時を戻せる時計を発明したクロノスケ
・賭場の主を名乗るキラ
・元赤穂藩士家老クラノスケ
・コウズケノスケ
・切腹した主君・タクミノカミ
・見る影も無くなったクロノスケ
・コウズケノスケの隠し子・キラ

キラは同一人物の可能性もあるけど、クロノスケは2人いるのかな。
クロノスケにクラノスケにコウズケノスケってごちゃごちゃしそうではある……。

●ショーは中村B。
やたらみんな銀橋を走り、とにかく歌いまくり踊りまくりになるだろうけれど、外れはないと思ってるの。
これも楽しみです。

2021年 公演ラインアップ【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】<2021年11月~2022年2月・花組『元禄バロックロック』『The Fascination!』>
2021/04/12

2021年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。   

花組公演
■主演・・・柚香 光、星風 まどか

◆宝塚大劇場:2021年11月5日(金)~12月13日(月)<一般前売:2021年10月16日(土)>
◆東京宝塚劇場:2022年1月~2月(予定)<一般前売:未定>

忠臣蔵ファンタジー
『元禄バロックロック』
作・演出/谷 貴矢

花、咲き乱れる国際都市、エド。そこには世界中から科学の粋が集められ、百花繚乱のバロック文化が形成されていた。
元赤穂藩藩士の優しく真面目な時計職人、クロノスケは、貧しいながらもエドで穏やかに暮らしていたが、ある日偶然にも時を戻せる時計を発明してしまい、人生が一変する。時計を利用し博打で大儲け、大金を手にしてすっかり人が変わってしまったのだ。我が世の春を謳歌するクロノスケであったが、女性関係だけは何故か時計が誤作動し、どうにも上手くいかない。その様子を見ながら妖しく微笑む女性が一人。彼女は自らをキラと名乗り、賭場の主であるという。クロノスケは次第に彼女の美しさに溺れ、爛れた愛を紡いでいくのだった。
一方、クロノスケの元へ、元赤穂藩家老クラノスケが訪ねてくる。コウズケノスケとの遺恨により切腹した主君、タクミノカミの仇を討つために協力してほしい、と頼みに来たのだ。だがそこにいたのは、かつての誠実な姿からは見る影も無くなってしまったクロノスケだった。時を巻き戻したいと嘆くクラノスケに、時計を握りしめ胸の奥が痛むクロノスケ。だが、次の言葉で表情が一変する。コウズケノスケには、キラと言う女の隠し子がいることを突き止めたと言うのだった・・・。
元禄時代に起きた実話をもとに、様々なフィクションを取り入れ紡がれてきた、忠臣蔵。古来より普遍的に愛されているこの物語を、愛とファンタジー溢れる令和の宝塚歌劇として、エンタメ感たっぷりにお送りします。
クロノスケとキラ、二人の時がシンクロし、エドの中心で愛が煌めく。バロックロックな世界で刻む、クロックロマネスク。
この公演は、演出家・谷貴矢の宝塚大劇場デビュー作となります。

レビュー・アニバーサリー
『The Fascination(ザ ファシネイション)!』 -花組誕生100周年 そして未来へ-
作・演出/中村 一徳

1921年、宝塚歌劇の公演数増加に伴い花組と月組が誕生し、初の花組公演が開催されました。2021年は花組が誕生してちょうど100年。そして、この公演では柚香光、星風まどかの花組新トップコンビが誕生致します。
新しい花組の始まりを、誕生100年と共に祝う華やかなショー作品『The Fascination!』。“花”をテーマにした華やかなダンスシーンを中心に、花組の伝統を未来へとつないでいく、“魅力”溢れるダンシング・ステージをお楽しみください。  

宝塚歌劇公式サイト
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