福井県立図書館の一角にある「福井県ふるさと文学館」。
存在はうっすら知ってましたが初めて足を踏み入れてきました。(御大層な物言い)
想像していたよりはるかに広くて立派で、「こんなすごい場所やったんか!?」と驚きました。
福井県ふるさと文学館 | トップページ (fukui.lg.jp)
入り口、こんなの。
「刀根里衣展 きみのそばに」を開催中でした。
刀根さんは福井県の敦賀市出身の絵本画家さんです。
敦賀は福井県の嶺南地方、大河ドラマ『光る君へ』を見てる方には「松原客館があったあたり」と思っていただくといいかと。
展示スペースが予想の5倍くらい広く、「ここは美術館ですか?」ってなくらい展示が充実してました。
これが展示無料ってマジか? そんじょそこらの美術館より充実してるぞ……。
考えてみりゃこの図書館が田んぼの真ん中で、仮に蔵書や資料が増えても建物を増築しやすい造りにしてあるということなので。(これは以前図書館のえらい人から聞いた)
文学館だって広々としたスペースを取れるわけです。
さて、「撮影OK」と書いてあり、「SNS投稿もOK」と了承を得たので撮影したものを置いておきます。
展示されているのは主に絵本の原画。
アクリルガッシュで描かれた原画では、絵本では味わいきれない濃やかな筆遣いがわかります。
絵描きさんは絵が上手い。という当たり前のことだけでなく、あまりにも緻密な描き方にどれだけの神経を払っているのかと。
絵本では味わえない繊細さと空気感がありますね。
9月16日まで開催してるので、夏休みやお盆休みにでもどうぞ。
鉛筆で描いたスケッチもあります。
こういうのも可愛いというか味わい深いというか。
展示スペースを出ると絵本も読めるようになっていて、「さっきの絵だ!」と比べられるのがいいですね。
アンケートに答えてもらった缶バッジ。
この場面のか~。
土日祝限定で、図書館のカフェテリアで展示にちなんだランチがでるようです。
か、可愛い。食べたい……。
また、トークイベントやサイン会、ワークショップなども催されるようで。楽しげだわ。
おまけで、県立図書館の中庭。
動物のベンチがかわいい……。
イヌの鼻に生えたなにかすら可愛らしさがあるな。
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