FNSからのM!LKさんのお話、続き。
距離感
ついったーでいろいろ流れるみるくさんの動画を見ましてひとつ思ったこと。
距離感、近いな!?
いっしょに踊るし、触るし、抱きつくし、顔寄せたりするし。
フォークとかの食器も共有するし、口をつけた食べものもふつうに回すし。
仮に緊張して立てないメンバーがいたとして「おいで」じゃなくて「なにしとんねん早よ来いや」なのはさすがに男子だが、それはそれとして距離が近い。物理的に近い。
複数人で1人分のダンスの振りをする(二人羽織り的なとでも言えばいいのかな)ものは、相手のカラダを触るわけでして。
それが可愛かったり面白かったりムチャするなぁと笑えたり。
ただ気になったのは、年長組のふたり、佐野さんと吉田さんだと、なんか……セクハラ的なものを感じるというか……。エンタメなんだけど、見てはいけないものを見せていただいてるような気持ちになるのは何なんだ。
本来なら指の隙間から見るべきかもしんない。
超絶男っぽいイケメンで体躯にも優れている佐野さんと、タレ目で比較的華奢かつたまに乙女感のある吉田さんの並びだからか。
あのはっきり言って、昔ながらの王道BLみたいな体格差とビジュアルですよね……。
ふたりでネタ的に踊ってたりネタやってるときはめっちゃ押してくる攻めと困惑気味の受けみたいな感じで。
「こ、今回はこうきたか……」と「またやっとる」の高速反復横跳びだ。
さのじん恐るべし。
もちろん彼らは芸能人であり、カメラの前だからファンサ的なものはあると思います。
だから投下されてる動画その他に、ファンサ、ありがとうございまーーーーーす!!てな気持ちである。こちとら小学生のときから腐ってるので。
さすがに「彼らは本物(何の?)」「ふたりで結婚してほしい」などとは思わないのですが、差し出されたものはありがたく頂戴する。
だって、彼らが始めた物語だし。壁ドンとか寝起き動画とか結婚式とか。
なので中の人が(ごく一部の)ファンの反応に困ってるとこっちが困惑する(笑)。
オルフェウスとエウリュディケ
さて。先日出たさのじん(佐野さんと吉田さん)のデュエット曲「罪と罰と雨とキス」。
「惹かれ合いながらも決して結ばれることのない宿命に抗い、必死に手を伸ばす様を描いた、焦燥と湿潤が共存するエモーショナルなナンバー」でございます。
歌うめーーーーー!!
色気えええぇぇぇぇぇ!!!
曲調が懐かしめなのもまた良し。
そのMVを見てると気になる英文が。

Of Sin, Punishment, Rain, and a KissThey rise toward the world above.One rule remains : never look back.Some distances, once crossed, cannot be undone.
罪と罰、雨、そしてキスについて彼らは上の世界へと昇っていく。残されたルールは一つ:決して後ろを振り向かないこと。一度超えてしまえば、二度と元には戻れない距離がある。
うん、オルフェウスとエウリュディケかな。
ギリシャ神話の冥府下りの物語。
命を落とした妻・エウリュディケを追って、冥王ハデスに妻の蘇りをこいねがう夫・オルフェウス。
願いは聞き届けられたが、一つ条件をつけられる。それは、地上(現世)に戻るまでけして振り返らないこと。
しかしその戒めを破ったオルフェウスは永遠にエウリュディケを喪うことになる。
(このへん、文系ヲタクの基礎教養です)
なんというか、解釈しがいのもの出してきたなーーーー!!
(大好物)
この曲は佐野さんと吉田さんがともにヴォーカルをとる。
順にメインパートとサブパートを歌うかたちは、ともに連れだって冥府下りの螺旋をたどっているようでもある。
歌詞は、2人ともが愛した相手を探し求めて得られないという切なさがある。
ふたりともオルフェウスなのかな?そんなことある?
そう思う一方で、吉田さんが佐野さんを見るようなところもあり。
また、光を消した瞳であきらめとも悲しみともつかぬ表情をしているのが佐野さんであり……となると、佐野さんが妻・エウリュディケのポジション?
男性的な生命力にあふれてるイメージの佐野さんが儚げに演じてるし。
白蛇を首に巻く佐野さん。
エウリュディケは毒蛇にかまれて命を落としたんだから、これは確実に意味のあるモチーフとして使っているはず。
一方の吉田さんは白蛇を見てるだけ。
吉田さんの衣装の腰の布は、スカートというよりトーガっぽい印象。それとも、古代ギリシャモチーフならヒマティオンか。いや、これはけっこう無理に寄せて解釈してるかも。
振り返る吉田さん対し、振り返らず瞳から光を消す佐野さん。
ということは、吉田オルフェウスが振り返ったことで佐野エウリュディケとの永遠の別れをを悟ったととるべきか。
「すり抜け落ちてく奈落へ」ですり抜け落ちてるのは佐野さんですよね。
その一方で、佐野さんが吉田さんの前に出るパートもあり(前に出るのはたぶんオルフェウス)、歌詞としてはどちらも男性の、共にオルフェウスのようでもあるのは「共犯者」的な印象も受けるな。
というか、冥府下りから妻を地上に戻ろうとするオルフェウスとエウリュディケの神話をモチーフに使いながら、もう少し一般化した、あらゆる解釈が可能な歌に転じたととるべきか。
一瞬さかさまに映った吉田さん、2人の髪に飾られた花(胡蝶蘭となんだろう……)あたりも考えると解釈が進みそう。
さて、お2人について。
声が良い。歌が上手い。そして声の相性がいい。
美しい。色気。
いろいろとありがとうございます。
吉田さん、ダンスうっま!!!
動きがきれい。ダンスの軌道が美しいから、おそらくどの瞬間を切り取っても美しい絵になる。
手首を回しながら円を描くところや、右腕を横に突き出しながら回すところが特に好き。ナチュラルにすごい動きしますよね。
ちょっとだけ前花1のかれーちゃんを思い出すわ。
ちなみに顔は月組のあみちゃんぽいと思うときがある。鹿児島顔……?
佐野さんはひたすらかっこいいな。
なんだこのマンガの主人公みたいな人は。
ビジュアルがめちゃくちゃ「男」なのに、演技で儚さを出してくるの、すごい。
持ち前の生命力を消した演技ができるのはさすが俳優さんでもある。

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