『悪魔城ドラキュラ』感想・1

花組大劇場公演「『悪魔城ドラキュラ』~月下の覚醒~」6月15日(日)11時の回を観てきました。
まずは1回だけ。

チケットの話

「後からでもどうにでもなるやろ」と油断してたらたぶんゲーム界隈が盛り上がっちゃって、開幕してからチケットがばんばん捌けていきましたねぇ。
平日はあるけど、土日は公式にもリセールにもほとんど出ない。リセールも、ちょっといい席は一瞬でなくなる。
海外ミュージカルみたいな、観劇慣れしてる人(チケットの手配が日常になってる人)の食指が動く公演でもないので最初は余り気味な雰囲気でしたが、評判が評判を呼んで新規客につながっていくのはいい流れです。
私だって最初はふらっときた当日券で見たもの。(実はよくわかってなかったのでサバキでしたけどね)

ちょっと気になったら見られるくらいが、最終的には客層の裾野を広げることになっていいんじゃないでしょうか。
あまりに固定客頼みになると、その人たちが離れるとどうにもならないし、会だと特典目当てその他で無理をしかねない。「推し活」も自分のキャパを超えてはいけない……と、これは自戒を込めて。

それに、排他的・独善的になりかねないのも怖いところ。

ゲーム原作ということで

さて、この『悪魔城ドラキュラ』はゲームが原作です。
観劇までにゲームしようかしら……と思ったんですが、スーパーマリオの1面すらクリアできないのでたぶん中ボスにすら出会わずに終わりそうなので止しました。

なので、ゲームの再現性とかはわかってません。
でもゲーマーさんたちの評判はとてもいいですよね。
宝塚、ビジュアルの作りこみにかけてはガチだからねぇ。

ていうか副組長のゆりちゃんが演じるデス、あれ仮面とかじゃなくてメイクなのか!?すごすぎる。
B席だったのでオペラでぐりぐりしたけどよくわからん……間近で見たい。

あと、ほのかちゃんリヒターはものすごくコナミっぽいビジュアルだなぁ。
衣装の下も筋肉でがっちりしてそう。

美咲ちゃんのマリアも「あの時代(フランス革命の頃)にこんなかっこうの女いるかーーーー!!」とつっこみたいが、それもまたゲームっぽいわ。
お姉ちゃんのアネット(あわちゃん)はちゃんとしてるのにねぇ。

主人公・アルカードの父=ドラキュラ・ヴラド・ツェペシュ(まゆぽん)がめちゃくちゃかっこよかったわ。しかも純愛。これはファン増えるわ。

女役に配されただいやサキュバスはしっかりと拝ませていただきました。
美しい。ありがたい。いいもの見た。

舞台はテンポ感よくサクサク進む。
ヅカファンにおなじみのフランス革命のロベスピエールを交えたのは上手いですよね。

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