美穂圭子おねえさまの35周年ディナーショー『Dear My Home』ライブ配信の感想の続き。
セットリストは前項に。
『Dear My Home -あなたに贈る物語-』を見たんだ・1 | 花園に雪が舞う・α
共演は専科のさおたさんとりんきらです。
さおたさんは予科本科の関係、りんきらは雪組時代が数年重なり、りんきらが宙組に行ってからの共演もあります。
「SUNSET MOONRISE」~「Time to Love」
セットが海風で、ヴィーナスが誕生しそうな大きな貝殻があって可愛い。
最初も『ODYSSEY』の曲と衣装でしたね。
まずは雪組メドレー。
『パッサージュ』の美穂さんの歌声が可愛い。
私がまだ宝塚ファンになる前で、美穂さんも中堅から上級生に片足がかかるくらいの雪組娘役時代の作品ですね。
『ミロワール』も懐かしいなぁ。これは観た。
美穂さんにとっては雪組最後の作品です。
トーク
途中にトークや自己紹介も挟まる。
序盤では『サジタリウス』『ラ・ジュネス!!』などの、私にとっては往年の名曲ポジションの歌もあったのですが、これも美穂さんは出ておられたわけで、そりゃ35周年も迎えるわけです。
『ODYSSEY』の「SUNSET MOONRISE」は、東は全公演中止だったのよね。西で再演もされたけれど、メンバーも変わって。(卒業したり、別箱主演だったり)
『ODYSSEY』の衣装を着た美穂さんは「この格好でお家から参りました」と。
セットは「ティティスの館」と名付けられているらしい。
無茶ぶりされたりんきらによる(=れいかちゃん呼びされてた)によるオスカル風曲紹介もありましたよ。芝居が得意だからなんにでもなれるって。
りんきらの曲紹介は「シトワイヤン!」から始まるがさすがでした。
「Colors of the wind」~「闇が広がる」
宝塚メドレーです。
「Colors of the wind」を歌う美穂さん、緑の裾をひるがえすの綺麗だわ。
この曲は『ODYSSEY』で使われたけど、もちろん元はディズニーアニメの『ポカホンタス』です。
さおたとりんきらの「ロックオン!」は渋くてかっこいいわ。
そして「Sante‼︎」での男役2人の客席おりいいなぁ。
美穂さんは客席から登場しての「Sentimental Journey」。
そして、おそらく目玉であろう『エリザベート』の「闇広」!
キャストは
トート閣下・美穂姐
ルドルフ・さおた
フランツ・りんきら
トート閣下が美穂姐なのは「性別!?」だし、ルドルフがさおたなのは「学年!?」なんだけど、これがすごくぴったりなんですよ。
さおたさんとりんきらが皇太子ルドルフと皇帝フランツに扮して「王位継承は考え直さねば」云々のところを演じてからのスタート。
現れたトート閣下は、ドレス姿。
そういやトート閣下、性別ないからドレス姿の美穂さんでもいいのだよな。概念としての「死」だし。
あと元の海外ミュージカル版ではマリー・ヴェッツェラに紛えて、男性俳優が演じるトートがドレスを着ている写真を見たことあるし。
美穂さんの歌はもちろん素敵。
低音から高音まで聴かせるお人ですから。
というか、美穂さんって入団前は男役をすすめられたとなにかで読んだぞ。(当時にしては長身だしね)
美穂姐のトート閣下もかっこいいがさおたさんがいたいけな青年に見えるのもすごい。
さすがに少年ではないが、繊細な青年皇太子らしさがあって、さすがジェンヌは妖精とうなりました。
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