『シラノ・ド・ベルジュラック』を見たんだ・1

専科の轟さん主演の星組DC公演『シラノ・ド・ベルジュラック』を見ました。
現地には行けなかったので、12月12日(土)15時からの楽天での配信を1回見たのみです。

プログラムも手元にないので感想はざっくりと書き残しておきます。

・面白かったです。
ストーリーもよかったし、出演者の掛け合いなどもよかったのですが、作り自体がちょっと面白いというか。

第1幕はコメディタッチで、第2幕はかなりシリアス。
そのギャップにも驚いたのですが、終幕は歌舞伎か文楽のような感じで。
シラノの死に際の見得の切り方にどういう着地の仕方なんだと思いましたが、バラバラなようでいて不思議に調和がとれている作品でした。
(でもシラノの死に方は日本物大好き大野くんゆえのこだわりなのかしら……と思ってみたり。関係あるかしら?)

轟さんのたっぷりとした死に方は堂に入っていて、見入りました。

フィナーレのキラキラ感でまた宝塚に戻ってきて。
素敵な作品でした。

・ああでもよくわかんなかったところも。

朝水パイセンのリニエールってなんだったん?
冒頭以外なんか意味あったっけ?

2回くらい観たらあの役の意味わかったかしら……。

脚本における役の意味がよくわかんなくても、朝水パイセンの色気のヤバさが素晴らしかったので、別にいいっちゃいいか。
歌もよかったし。

・出演者もよかったですね。

轟さんは今さら言うまでもないですが、ヒロイン・ロクサアヌのほのか、悪役のド・ギッシュ伯爵のみっきぃの巧さは群を抜きます。

特にほのか。
歌の力と声の良さで、ヒロインとしての説得力を底上げしまくる。
上手いっていいなぁ、すごいなぁと思う娘役さんです。

せおっちときわみくんは役が合ってました。
美しさと華を備えた2人ですが、うまくもなってるよね。

他の出演者もよかったです。
ガスコン青年隊(というと、どうしても『AfO』の「おれはーガスコーン」の歌が脳内を巡って困るのだが)のみなさんも、ちょっとずつセリフや歌があったし。

芝居のうまいみおのさきちゃんがまさかのいい役で嬉しかったし。
(しかし職人としての腕もよくて顔もいいきわみしんくんを夫に持ちながら浮気するとは……)

ちっちゃい子供2人(あれは「童僕」役の子たちかしら?)は天使だし。

ライブ配信1回のみという限られた視聴だったから見きれませんでしたが、ナマ観劇してたら脇の芝居もがっつり観たかったよ!

そんな中でも、2幕はじめのさやかりんちゃんの荒みっぷりは良い感じでした。
かれも芝居が上手くていつも気になる人。

・千秋楽だからかどうかわかりませんが、1幕ではアドリブも。

ロクサアヌとゆっくり話をしたいシラノ、ロクサアヌの腰元のおとねちゃんに持ちきれないほどの食べ物を持たせて
「全部食べ終わるまでもどってきてはいけない」と。

おとねちゃんは「ムリ、ムリです~」と言いながら外に追い出されました。
「全部食べ終わるまで戻ってきちゃダメだよ」的に念を押されながら。

話の都合上、いいところで腰元が戻ってくるんですが、つい「あれ全部食ったんかい!!」とつっこんだよね。
サラダだけですごいボリュームだったよ。

・終演後のご挨拶では「まるでシラノが乗り移ったかのような熱演に鳥肌が立ちました」とちーくんが轟さんを紹介。
画面越しに同意しました。

「この公演より組長に就任した美稀千種さん」と轟さんからちーくんの名前も出ました。

ご挨拶ではコロナ禍には触れず。

カーテンコールでは「メルシィボークー」で締めるあたりがさすがの轟さんでした。

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