『CITY HUNTER』東京新公を見たんだ・2

・あみちゃんは骨太感があるミック・エンジェルでした。
裏がありそうで可愛げは少なめ。
野心が隠れないし隠す気もなさそう。
スパイだというのがしっくりくる役作りです。

あみちゃんのミックは本役・あーさのミックとはちがって、でもどちらも魅力的でした。

あみちゃんが歌うとホッとしますね。
いい声でした。

もちろん芝居などもじょうずで、頼れる若手です。

あ、どうでもいいですがあがちんリョウが「お前の温もり追いかけてる」と歌うときにあみちゃんミックが大写しになったので、あがあみのようだわと一人で興奮しました。

・はばまいちゃん＝音彩さんは軽やかな動きが美しい香でした。
新宿の街中で踊るときの妖精のような可憐さと、少年みを残した不安定な美しさがあります。

音校文化祭でソロを取っていた覚えがあるから歌が得意なのかと思っていたけど、曲調のためかそれほど上手くは聞こえず……そこは残念でした。
小顔でスタイルが良い娘役さんです。

演技もそつがなく、学年と経験値を考えると立派です。

・まのみー槇村秀幸はあまり人は良くなさそうで、裏稼業感が強い槇村でした。
口をゆがめる癖のせいかな。
雰囲気的には悪魔に魂売りそうなところがあるんだよね。温厚ないい人なはずなのに。

「妹を幸せにしてやってほしい」と頭を下げるところも任侠の匂いがあります。

でも、まのみーは、きれいでキラキラしてるのに悪そうで黒っぽい雰囲気があるのがかっこいいんだよね。

キレキレで踊る槇村は本公演同様。
ダンスが上手すぎます。
死んでるのに（笑）。

・冬野葉子役の夢白ちゃんは、華があり美しい。
コミカルなぶっとんだ役をやり切った。

政の聖海くんはすわっちをよく学んである。

本公演同様、新公もいいコンビでした。