ヅカとはほとんど関係なく、ここ数ヶ月で見た映画の話の続き。
●『陸軍中野学校』
市川雷蔵主演の日本映画です。
めっぽう面白かった！
大日本帝国陸軍のスパイ養成機関に所属した青年将校を主人公に、スパイ学校での生活や諜報活動と、彼を追って別のスパイとなる恋人・雪子の悲劇が描かれます。
上司の草薙中佐がめちゃくちゃいいんだよね。
こういう人についていきたくなる気持ちはわかる。責任を自分で引き受ける人はかっこいいものよ。
見た目はまったりしてるくせにやり手だし、心根は熱いし……。
始めたのが草薙中佐だから、スパイ学校の面々もついてきたのだろうし（亡くなった人も出たけど）、学校が成り立ったのだろうという説得力がありました。
思い余って暴走し不幸な事件が起きたのも、草薙中佐への忠誠心ゆえよね。
演じていたのは加東大介さん、沢村貞子さんの弟さんで芸能一家の生まれ、歌舞伎の世界にもいたお方だったのね。
●『窮鼠はチーズの夢を見る』
写真撮り忘れたっっ。
えーと、原作のBLマンガは未読のまま映画を見ました。
びっくりした。
R15＋とはいえこんなにがっつりやってると思わなかった。
きっちり裸だし、パンパン音してるし……うぉぉぉ。
俳優さんたちお疲れ様です。と言いたくなりました。
いやー、困った男だよね、恭一。流されやすいのなんの。不倫するし。
でもいるよねぇ、こういうのというリアリティを感じました。
あと恭一の元嫁・知佳子と新嫁（候補）・たまきの小動物感よ……。こういう女の子を選ぶの、なんかわかるわ。
ヅカファン的には、知佳子としてゆうみちゃんが出てたのはチェックせずにいられません。
シャワーシーンありましたー。
お背中くらいしか映ってないけど、元娘役として思うとなかなかきわどい。
●『ストーリー・オブ・マイ・ライフ わたしの若草物語』
次女・ジョーが過去を振り返る形で描き出される『若草物語』のストーリー。
児童向けの小説で元の話は知っていたはずですが、「こういう話だったのか！」と今さらながらわかる部分もありました。
特にエイミー。ただのおしゃまでわがままな子どもと思っていたけど、それだけじゃないよね。
知っていたはずの『若草物語』が、ありありと匂い立つように描かれていました。
私が見たのは字幕版だったんですが、吹替え版だと元宙組トップのまぁくんがジョーをやってたのね！
↓ ここから少し聞けます。
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