
『BAYSIDE STAR』9月14日(日)11時と15時半の感想の続き。
BAYSIDE TANGO
こってぃとおはねを中心としたタンゴ。
南米アルゼンチンへ。
おはねちゃんの筋肉がすごい。
月組時代のタンゴを思い出しました。
しんさんとあやめちゃんの歌もかっこいい。
ラストのエイティは見せ場ですね。
THE MIRACLE フィヨルドの奇跡
ナニーロさんのバイキングが、難破したずんちゃんを海へ引きこむ。
ずんちゃん、こういう水系の耽美なのちょくちょくあるけど似合うよね。本人はぱーっと明るい雰囲気なのに。
ナオレートさんがまた耽美で良い。
下手花道でセリ上がって銀橋出てきたよね。新公主演まだなのにお強いわ。
海中で出会う水美エイギル、春乃フレイヤ姫。
ラストはずんさくが恋を成就させ白鳥となり大階段に。
風翔っちが歌で見せ場をもらってましたね。
かのゆり、どってぃとか歌えるメンバーいる中でというのがすごい抜擢。
フィナーレ
台湾の「恋の追跡」ひなこ。
銀橋を任されても頼もしさがあります。
釜山へ行きマイティーの「素敵な人生」からのロケット。
合いの手が「ドンドン♪」とかなのが珍しい。
よく知らないけど昨今のK-POPではなくて、一昔前の韓国の歌謡なのかな。
黒燕尾は「海ゆかば」、ずんちゃんの短いソロからスタート。
くどいようだけど、「海ゆかば」は国民の戦意高揚のため作曲された軍歌。
大伴家持の長歌をもとに作られただの、神戸に神戸海軍操練所があったからだのとサイトーは『歌劇』座談会で言ってたけど、単にミリオタの血でやってみたかっただけちゃうんか。
「海行かば」が作曲されて歌われていた時代と、大伴家持や神戸海軍練兵場との時代や歴史に連続性がなさすぎる。
昔からサイトーって戦中・戦後の話好きだし。
(見てないけど雪組若手時代のテルのバウWS『魔夏の吹雪』とかもそうよね)
本心では「海行かば」を軍歌として扱いたいけどそのままだといろいろうるさいことを言われそうだから、家持や海軍施設の話でマスキングした(ごまかした)だけだと思う。
もちろん上記は私の想像に過ぎない。
もしかしたらサイトー的にはもうちょっと真面目な意図があったのかもしれないけど、受け手のことを考えられてないし、なんにせよ悪手。
劇団にはコンプラチェックとかないんかいな。
「カミーユ」で黒燕尾男役・黒ドレス娘役のダンスに。
途中、ずんマイが組んで踊る場面も。
ずんさくのデュエットダンスは「しあわせ運べるように」。
神戸市歌のひとつ、震災後に神戸の復興を願って作られた曲だそう。
阪神・淡路大震災から今年は30年らしい。
そうか、そんなに経つか……。
うちは北陸だけど、その日の朝、大きな揺れがあったのは覚えてるわ。
パレード
階段センター降りはこんな感じだったはず。
愛城(エトワール)
↓
泉堂・きよら・大路
↓
山吹・亜音
↓
風色(3番手羽根)・天彩
↓
鷹翔(3番手羽根)
↓
水美(2番手羽根)
↓
春乃(トップ羽根)
↓
桜木(トップ大羽根、孔雀)
ちょっと前はナニキョロでセットな感じだったのに、今回はこっナニなポジションになってましたね。パレード衣装のこともあり、ナニーロさん、ご出世だわぁ……。
「ベイベイベイベイサイドスター」の耳に残る主題歌はいいですよね。歌いながら帰りたくなる曲。
キャプテンとして出航したずんちゃんが海賊風になったのは、「フィヨルドの奇跡」で難破して命を落として、白鳥に転生して、さらに生まれ変わったら海賊になったのだろうか。
今回の宙組は追い出しの音楽なしです。さよなら皆様です。だからみんなサクサク帰ります。ゆえに、出口は混みます。
私としては、追い出しの音楽があると帰りが分散されてありがたいんだけどなー。
(私は追い出しの音楽を聴きながらさっさと帰る派。地方民なので電車の時間があるんですわ)


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