荒れる株主総会

昨日行われた阪急阪神ホールディングスの株主総会は、荒れに荒れたようで……。

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宝塚歌劇問題で株価下落…株主総会で男性激怒 パワハラの宙組上級生を「この場に呼んでほしい」 – スポーツ報知

宝塚歌劇団を傘下に収める阪急阪神ホールディングス(HD)の第186回定時株主総会が14日、大阪・梅田芸術劇場メインホールで開催され、昨年9月に上級生のハラスメントなどを苦に転落死した娘役Aさん(享年

 宝塚市在住の男性は、Aさんの本名や、Aさんにヘアアイロンをあてて額にやけどをさせたり、罵倒した宙組上級生の芸名と本名を挙げて、問題の波紋で株価下落につながったと発言。「質問は6点ある」とし、主催側が途中で「他にも質問される方が…」と制したが、男性は引き下がらず、当該の上級生を「この場に呼んでほしい」と怒りを込めて発言した。

(中略)

 回答を任された大塚順一執行役員は、上級生のハラスメント事案に「基本的に悪意を持ってやっていないと考える。叱責(しっせき)がハラスメントにあたると気付きもしなかったのは劇団の責任。劇団員も反省している」といい、上級生は来場していないとした。

(中略)

 村上理事長の進退には角会長が「もう少し時間をいただきたい」。角会長は別の株主からも辞任を求められたが「私も75歳。まさに近々、辞任するが来年まではこれまでの体制で」と話した。

スポーツ報知

ハラスメントが悪意の有無の問題レベルで語られるのは失笑レベルだと思う。
ただ、音楽学校の本科生から予科生への指導って、ハラスメント込みな部分あったと思うんですよね。今はともかく昔は。
だからこそ組織として改革していかなきゃいけないし、価値観はアップデートさせていかなきゃいけない。そして踏み越えてはいけない一線もある。

当該上級生の処分を(少なくともファンの目に見えるかたちでは)しなかったのは、生徒を守る気持ちであったり、あるいはすみれの花園のイメージを守るためだったのかもしれない。

でも、裏目に出てる気もしますね。

管理職や責任者の責任の取り方があいまいすぎる。
目に見えるかたちでなんらかの処分を、というのはわりと一般的な感覚ではなかろうか。
「生徒」といっても年齢的にはいい大人ですから。
ただ、さらし者にするような形でジェンヌを株主総会で表に出すことがいいとは思わない。

人がひとり亡くなってる段階で、なにをしても完全な正解はないだろうけれど。

今月20日から宙組大劇場初日。ぶじに開幕するんだろうか。

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