東京『エンジェリックライ』を見たんだ

東京宝塚劇場公演『エンジェリックライ』のライブ配信を見ました。
1月19日(日)13:30開演の東京千秋楽です。
東京は行ってないので、ムラの千秋楽ぶりの観劇になります。
みなさん、東京に行ってからけっこう芝居の感じが変わったような……?

特に感じたのはあおいさんアズラエル、演技が柔らかくなったなぁ。
前は「人間に関わってはいけない」と天使たちを守ろうとするがゆえの、頑ななまでの固さを前面に出してたような。
東京千秋楽は、人間と交わったことがある、女性的な柔らかさが見えた。
アズラエルももとはアザゼルのように好奇心があった人(神様だけど)という方向に舵を切ったのかな。
新人公演のあわちゃんアズラエルに近くなったのかも。

アザゼルに「親友だろ」と言われて剣を引く前の、あかさんラファエルの演技も違って感じられました。
前はもう少し殺気を感じるような演技だった。
嘘をつけなくなっているアザゼルだから、この「親友」が本心と知っての態度なんですよね。

ラウロ/フラウロスのほのかちゃんは、見せ方が上手くなってたような。
あの役はハッタリ大事よねぇ。

カチャ演じるフェデリコがソロモンの指輪に固執する理由は、妻・ヴィータを生き返らせるため。
狂った理由だけど、その狂い方に透明な悲しさのようなものが見えた。

大団円を迎えるラストで、エレナの「父さん!」に合わせて、ジュリオとファビオのだいやれいんまで「父さ~ん」って泣いてた?君らの父さんじゃないよ?
カチャがこの日で卒業だから、という気持ちもあったのかもしれない。

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