『雨にじむ渤海(パレ)』を見たんだ・5

『雨にじむ渤海(パレ)』の配信も買いました。
見られるのは2週間のみとはいえありがたいです。
ていうか円盤出して……。ぱるあみがトップになるあたりで出るかしら。

というわけでとりとめなく感想。

・「きっと殺す、きっと殺す」のコーラスの歌詞が不穏ながら、コーラスがうまくてふぉぉぉとなる。

・耶律阿保機のヒロさん。るおりあの父親で契丹王です。
こういう外連味のある役はまるわー!
若手男役に担がれてぐぉっと出てくるのも怖さがある。移動や戦は騎馬が中心の遊牧民族らしさかもしれない。

・耶律突欲のるおりあ。契丹の王子。
王子なのに父から軽く見られ、渤海のヒョシン将軍みよっしーからも「お前に用はない」(王子を殺したのは桃ちゃんだから)と言われる。存在の軽さが悲しい。
庶民のあみちゃんセウォンにすら負けるような剣の腕だからさ……遊牧民の王で武闘派の耶律阿保機からしたらアレな存在なんだろうなと推測。
しかも渤海を手に入れたと思ったら都は焼かれるし。不憫。

・王太子 テ・ガンヒョンの和真くん。
子供ではなく、青年にさしかかる少年らしさがうまい。
「なぜ母上は私が王になる機会を奪うのですか」と言ってしまう考えの足りないところも、青い若さである。
「お前たちは逃げろ」とインソンに言われての「僕はもう王子ではない」と言ってしまう反抗期っぷりも可愛い。

・「クミホは死のうとしてたかもしれない。昔の自分を思い出して放っておけないんだ」
……セウォン、昔、死のうとしてたん? こういうのサラッと流すよなぁ。

・「絵は、描けん!」
「えー(笑)」
ほのぼのする。

・インソンが身分を隠してたときは雨からセウォンの絵を守り、焼けた都を見ながら再会したときはセウォン自身を守る。
こういう似たしぐさで意味合いが少し違うのが上手い作劇だ。

ここだけでなく、「リフレインのようでちょっと違う」場面がいくつかある。
冒頭のウンビンの弟・カンミョン(だい亜)が殺されるところと、1幕終わりから2幕初めにかけて王妃ウンビンが罪に問われる場面とか。

・背中で寝てるセウォンに「クミホ」と呼びかけられて自然な笑顔を見せるインソン王。
誰も見ていないときだけ笑顔を見せるのがいいよね。

・政略結婚の初夜に命を狙われ「逃げよ」と言われた優しさに恋をした王妃ウンビン。
人を信じない王に心開いてもらえたと思ったら、失踪している間に出会った男によってと知って――って王妃にしたらたまんないよね。

四重唱。
ウンビン・クムラン「ずっとあなたを見つめてたのにその瞳に私はいない」
インソン・セウォン「やり場のないこの想いいつかあなたに届くのか」
女性ふたりに対して男性ふたりはなんだかなって……。

・ウンビン王妃の母性すごいよね。

「ここから先は、いっしょには行けない。」
「会いたい人がいるのでしょう」
「インソン知ってる?あなたを愛する者にとって一番の幸せはあなたが幸せになることよ」

王でなくなった夫に、陛下ではなくインソンと名前で呼びかける。
キョンと幸せになれ。
キョンは王妃となり2人の子の母となったウンビンをずっと「お嬢様」呼びしてるんだよね。
付き従ったときから心は変わらないのでしょう。

・クムランりりの不憫さとまともさ。
「もうクミホのことは忘れるの!」ってほんとだよ。
「私は婚約者なんだから」って何年待ってるんだろうな……。

・真っ赤なめちゃくちゃ目立つ服で逃げてくるインソン。
(疑似婚礼衣装だよな)

最後の歌のインソンぱるの「燃えて散りゆく パ……レ」の音の置き方が好きだ。
そのあとの音の空白も。

・ぱるののからぱるあみに引き継がれるデュエットダンス。
キスこそしないものの、頬に手を寄せて流れを見せるのが最高ですね。
実際にはしないから、そういうのが苦手な人でもスルーできるだろうし。
(さすがにみんながみんな同性愛的なものを受け入れられるとは思ってない)

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