
昨年12月末に配信で見た雪組公演『愛の不時着』の感想の続き。
メモだけ残してあってまとめてなかった。(よくある)
リ・ジョンヒョク/あーさ
北朝鮮の生真面目な軍人にあーさ。
ビジュアルが派手でチャラ男(「今何時」「お前にマジ」)なところもネタにするが、実のところどうにも真面目なあーさにしっくりくる役だった。
黒髪のビジュアルが強い。
とにかく美しい。
時間の都合上、夢白ちゃん演じるユン・セリと恋する流れをたっぷり見せられないけれど、お互いが美しいので「まぁそうなるでしょう」と勝手に観客側で補完できる。ありがたい(笑)。
お互いに吊り橋効果もあるしね。
うっかり地雷(文字通り)を踏んでしまうところや、「キャンドルが欲しい」「シャンプーが欲しい」と何度も電話を受けてスンッとした顔で電話を切るところは笑ってしまう。
芝居上手いよねぇ。
そしてあーさの演技の良さは、愛の熱量の高さ。
主演コンビの美しさで「恋愛もの」としての絵画的な良さは担保されているのに加え、演者の視線の強さや心情の揺れの表現が、見る側に愛の重さを伝えてくれるのだ。
ユン・セリ/夢白ちゃん
韓国の女性実業家ユン・セリは夢白ちゃん。
お洒落で華やかさがあってぴったりである。
そりゃー夢白ユン・セリに「美しい」だのなんだの言われたら、鼻も高くなるわ。
でもそれだけじゃなくて弱いところもある彼女をきちんと演じていた。
夢白ちゃんは本当に役幅が広い。
コミカルなところも最高。
セリフの間が上手いのよね。
ク・スンジュン/せおっち
2番手男役に専科(当時)のせおっち。
あーさとは同期で、星組育ちだけどしっくりなじむのが不思議なようなそうでもないような。
「家でラーメンを食べる」くだりはたぶん私が日本人だからよくわからないけれど、酔ったソ・ダン(かすみさなちゃん)に「泊まっていけー!」と言われて明るく笑うところが素敵。
たぶん、性的な下心を感じさせなくて安心できるんだよね。余裕がある。
うさんくさいところもいかがわしいところもある男だけど、ちゃんと誠実なところもあるいい男でした。


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