１０５期生文化祭をみたんだ・３
今年の演劇の演目は「黒い風の物語」。１０１期生と同じです。
ぶんまひの『追憶のバルセロナ』（未見）をもとにした話だそうです。
この話、文化祭用の脚本の中ではかなり楽しめるものだと思うよ。とにかく男役に役がある。娘役もまぁまぁある。
ただ、役名を呼ばれてないと誰が何の役だか（役名も役柄も）わからないんだけど……。それでも去年のよりははるかにわかりやすかったわ、作中で名前呼ばれる率が高いから。
あと、こっちの脳みその問題で一度に大量の名前は覚えきれないから、プログラムには役名だけじゃなく役柄も書いてほしい～。
とりあえずググりまくって、『追憶のバルセロナ』の役名と役柄を拾い出しました。
フランシスコ・アウストリア（主人公）
イサベル（ヒロイン）
アントニオ（主人公の親友）
セシリア（フランシスコの婚約者）
ロベルト（ジプシーのリーダー的存在）
フェイホー（アウストリア家の使用人）
レオポルド（フランシスコの父）
オリバレス（セシリアの父）
アズナワール（フランス軍司令官）
クリストフ（フランス軍大尉）
イアーゴー（クリストフの部下）
アドナシオン・コンスタンサは『追憶～』にはいない役なんだと思う。語り手みたいなポジです。
１０１期のときはアルディメオラという役名だった。
役名が変更されたのは、A組・B組ともに娘役が演じるようになったから？
ギデオンは「芝居を中止しろ」みたいなことを言ってきた人だったはず。
兵って書いてあるのは「帰りたい、恋人がいるんだよ」と出てきた人かな？
ジプシーの人たちはよくわからん。
『追憶～』とは別の役名が振られているのかも。
劇中で名前を呼ばれてる人もいたけど、ごめん、覚えてないです。
上で出てない、アルバラード、オクタヴィア、ビアンカ、ヴェロニカ、ダフネ、フィリップ、エルビラ、ララ、プリシラ、クリスティナ、ファティマ、パメラあたりがジプシーでしょうか。
エルビラ、ララ、プリシラはA組のみ、クリスティナ、ファティマ、パメラはB組のみの名前で、なぜ同じ役名にしなかったのかは不明。
ハリーの気まぐれ？それともセリフが違ったりする？
●さて、まずはA組について。
A組の中でダントツに上手いな！と思ったのはロベルト役の男役さん。
番手的には３番手になるのかな。
『黒い風の物語』を観たのは3回目になるけど、ロベルトがこんなにもめちゃくちゃいい役に見えたのは初めてだ。
過去の公演では、ロベルトは「ヒロインのことを想いながらチョロチョロしてる役」にしか見えなかった。ジプシー内でヒロインを巡って主人公と対立するけど、まぁあんまり相手にならないというか……。
けれど、今回は主人公に対峙する男としての力も見えたし、ジプシーたちの中での位置の重さも見えた。間違いなく若手のリーダー格だ。
頭もよく、実行力もあり、統率力もある男。将来は間違いなくあの一座を率いていくんだろう。
ロベルト役の男役さんは、背が高くて見た目もいい。メイク顔がかっこいい。
れいこちゃんの顔をしてマイティーみたいな表情をする人、と私は思ったが、別の人はかれーちゃんみたいだと言っていた。
なにその９５期ハイブリッド。
声が良く、セリフもうまい。ていうか、芝居がうまい。
マサツカ芝居の間も取れる。
歌と芝居と見た目で言えば、男役としてかなりの完成度だ。
というわけで、彼が１０５期生の中では一押しでございます。
