花全ツ『メランコリック・ジゴロ』感想・３
・司書イレーネの乙羽さんは、やりすぎてないのに客席をきっちりつかむ。
出番はワンポイントなのにきっちり拍手をもらってた。
すごい。
・セラノ（カフェの店員）峰果くん。
「バカにしてませんよ」のゾクリとくる迫力が素敵だった。
いい役者だなぁ。
しかし峰果くんとつかさを未だに見間違いそうになる。
よりにもよって同期だし、２人とも成績いいし。
・カフェでダニエルたちに絡む男役３人くらいは、まだ女の子だなぁと思う芝居。
・ルシル役のしょみちゃん、美脚。
美脚を買われてのこの役なのだな。
タイトなミニワンピースで眼福でございました。
直近のルシルがうらら様だったもので最初の感想は「小さっっ」だったのだが、パンチが効いてて素敵。
・バロットのつかさ。
つかさはなにはおいてもギラギラしてる子というイメージなのだが、舞台ではほんと安定感がある。タコチューの口は笑う。
しょみちゃんがクールさを前面に出しててつかさが暑苦しく、とてもいい夫婦ぶりだった。
しょみちゃんルシルのツンデレ加減が際立つ。
・変な役だらけのメラコリは、路線や路線候補の男役であっても容赦なく変なことをやらされる。
そんな中でもマチウは筆頭格だろう。
おどされて情けない姿からのカーニバルでのお笑い、ブチ切れまでなんでもありの振り幅の広さもあって大変。
はなこちゃんが芝居心を見せて演じ切った。
のほほんとした雰囲気が、カーニバルシーンのふわふわぷっつん具合に合ってる。
奥さんも一緒にいるのにティーナにふらふらしちゃうところとか、「お前、空気読め！ていうか状況わかってんのか！？」感が素晴らしかったです。
・しぃちゃんは刑事（ロジェ）やっててもエロかった。
あんなエロい刑事がいてたまるか。
そしてやたらに美声なので笑いそうになる。
・ティーナに返品を迫るデパートの店員、よかった。
たおしゅんかな？
