みやちゃん退団発表
昨日、月組の２番手・みやちゃんの退団が発表されました。
ゆみこちゃんの記憶があるもので、「２番手って集合日より前に退団発表するものじゃなかったのか」と思いました。
みやちゃんが退団するという噂は、私の耳にも入っていました。
真偽のほどは知る由もありませんが、本来はもっと早く辞める予定だったという話も。
それでも、集合日の前日になっても退団発表がされないことに、一縷の望みを託したくなるような気持ちがありました。
みやちゃんが大劇場の真ん中に立つにふさわしい男役かというと、多少の疑問はあります。
立ってもいい、けれど、どうしても真ん中にいなくてはおかしいというほどでもない。
立たなくても不思議はない。
――正直なところ、そんな感じです。
それでも、大劇場の真ん中にいるみやちゃんを観たかったという気持ちはあります。
たとえば、まだ若いたまちゃんのトップ就任を数年遅らせて、先にみやちゃんが月組のトップになってはいけなかったのかと。
そういう想像はしてしまいますね。
仮にそうだった場合、相手役はちゃぴだったんだろうか。
みやちゃぴだったと仮定して、そのあとのたまちゃぴはあっただろうか。
たぶんなかっただろうな。（みやちゃぴの後にたまちゃぴがときたら、さすがの私も突っ込むぞ）
そしたら、『グランドホテル』も『AfO』も『BADDY』もなかったわけで――、などなど頭の中がぐるぐるします。
私が聞いていた噂が本当だとしたら、『Anna Karenina』はやはり劇団の意向に沿って退団を延ばしたみやちゃんへの餞別だったということなのでしょう。
できれば東上付きで、ハコのサイズ的にはDCレベルで観たかったというのはあるにせよ、千秋楽のLVまであるというのは破格なほうでしょうから。
退団は、発表までが辛いと言います。
昨日発表できて、いくらかは肩の荷が下りたんじゃないかな。
タカラジェンヌとして生きられる最後の日まで、みやちゃんの男役人生が充実したものでありますように。
