『霧深きエルベのほとり』感想・2
宝塚大劇場公演『霧深きエルベのほとり』1月12日(土)15時と14日(月・祝)11時公演の感想です。
14日のチケットはサバキでゲットできてよかったー。
・あまり考えたことがなかったが、改札内ロビーに飾られているお花って公演にちなんでたのか。
舵輪(ステアリングホイール)っぽいものがある。
・作品全体について。
ウエクミ、演出上手くなったな!!(←なにこの超・上から目線)
人数使えてるし、下級生たちにもちょこちょこ見せ場あるし、大人数と少人数のメリハリあるし、祭りのシーンの盛り上がりあるし。
約80名の出演者をしっかり使えるっていいことです。
(『星逢一夜』は名作だけど、人の使い方は不満だった)
・若手や脇の中堅、娘役さんたちにもちょっとした見せ場が用意されているのがいい。
祭りのシーンのトリオで歌うドレスの娘役。
祭りのシーンのピエロ3人。
側転したりリボン回したりバトン投げたり。
宿屋で迎えた朝のダンサー娘役3人。
酒場の女たちや、酒場に集う船員たちにも、ちょっとずつ歌があったり、ダンスの見せ場があったり、セリフがあったり……。
メインキャストでなくても舞台上に出ている時間もけっこうあるので、気になる下級生たちをチェックするのも楽しい。
・大階段で降りてくるプロローグに『神々の土地』の閲兵式を思い出した。
けっこうプロローグ長かったですね。
楽しかったわ。
・芝居中にまさかの客席下りが(いや、客席からの登場というべきか)。
これも結構長くて……。
2階B席からも観たんですが、特にストレスは感じませんでした。
客席にもジェンヌさんはいるけど、舞台上にもいるしね。(←これ大事!)
・今回、ほんと人間の使い方が上手かった。
ありていに言えば、ヘタな人はヘタなりに、味の出る役を与えている。
ぬぼーっとしていていつもなにか食べてるまおゆーき氏。
田舎娘の水乃ちゃん。
いつもふざけて心で泣いてるようなべにーさん。
ほんと、人の使い方が上手い。(何気に失礼)
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