『愛聖女』中継を見たんだ・５
・彩音くんが濃い。
いつもながらすごい目力だった。
シャルル国王の存在感がすごい。さすが北海道が生んだ野生児……！（←これ、ずっと言い続けると思う）
路線寄りのてんれーさんみたいな人だ、という印象。
シャルル・ジャンも面白かった（プロデューサーかなにかだったっけ）。
ベタすぎるくらいベタな役をきっちりベタに演じてた。
・優勝者のちゃぴジャンヌが譲ったからといって、かれんアマンドを売り出す流れにしちゃうってアリなの？
あとはーちゃんクララがそれを受け入れてるのも謎だった。
クララってこういうとき「あたしがセンター！」とばかりに前に出てくる強気なキャラじゃないのかなぁ。
・スマダ店長のすおっち。
カツラネタ、ハゲネタはもういいよ……と個人的には言いたいのだが、演じたすおっちには罪はない。
ペーソスを感じさせつつも、一人で笑いに走りすぎないいい演技でした。
・１幕ではあまり出番がなかったるねとかれん。
るねの役もこれまたベタで……でも「ベタ」の一言で終わらせない感じがるねの上手さなんだろうな。
最後はちょっとヒロインぽかった。
・たんちゃんは主にお花屋さんみたいな役と、話のカギを握るマリー。
お花屋さんみたいな役は、たんちゃんの持つ温かみがストレートに出てた。
マリーさんは美人ですな！
こんなに若くてきれいなのに実は……だなんて、いったいいくつで産んだんだ！
・２幕通してお芝居で、ショーらしいショーはなかったけど、いちおうフィナーレはついていた。
よかった。退団公演が一本物のエリザなだけに、フィナーレもなかったら成仏できんぞ。
百恵ちゃんばりにマイクを舞台に置いていく演出も。
とはいえ、私は百恵ちゃん世代ではないヅカヲタなもので、むしろマヤさんのバウ公演『おかしな二人』を思い出したのでした。
残していく薔薇は黄色。月組カラーです。
赤やピンクの王道色じゃないところが、娘役だけど正統派とはちょっと違うところにいたちゃぴさんにすごく合っているように感じました。
