『Gato Bonito!!』感想・2

2021-02-11雪組公演感想,雪組

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・天才作曲家ネコの咲奈といたずらネコのひらめ。
可愛い。
場面もセットも可愛い。
鍵盤状の階段に、これまた鍵盤を模した白黒互い違いの燕尾ダルマ、猫耳ふうのリボンつき。
彼女らが踊るロケットもまた可愛い。

3組のネコの、娘役さんの黒いふわふわミニスカートのこの衣装、すごく好き。
娘役さんがめっちゃ可愛く見える。

・タンゴの場面。

すべてがかっこいい。
音楽もいいしダンスもいいし、振付かっこいいし。ヤンさんありがとう!!

シンガー枠でカリとすわっちが入るのがまたいかすわ!
路線だけじゃなくて、いろんな人にちゃんと見せ場や役目を与えてるのがこのショーの良さの一つでもある。
上手い人がいいものを見せれば、それはお客にとっても価値のあることだしね。

・最初にだいもんが登場するときに、上級生娘役さんたちがキャットファイト(たぶん文字どおり)してるのが楽しい。
いや、これ楽しいって言うのかな?
けっこうガチなどつきあいで迫力がありました。うきちゃんの悪女っぽさもいいわー!

・ダンサーがたくさんで目が足りなくて困る。
私は基本的には縣くんメインで見てることが多いのだが(顔が好きなのよ。ダンスも上手いし、体格いいし)、ここで組んでるのがあゆみちゃん。
あゆみちゃん89期、縣くん101期で学年差は12。めっちゃお姉様である。

雪娘きってのダンサーでもあられるあゆみちゃんに対しては「ありがとう!!縣くんを育ててあげてね!」と謎の立ち位置から感謝している。
私の立ち位置がおかしいのは重々承知である。

運びながらハケていくのには、縣くんの体格と、あゆみちゃんの身体能力(ポーズをきれいに保たなきゃいけない)あってこそですね。

・上級生娘役と路線系男役のコンビは沙月・縣含めて4組いたはず。
目が足りなくてほぼ追いついてないが、すっごいリフトしてるところとかあったよねぇ。
きゃび様だったような気がする。軽そう。

・真彩ちゃんがいい女感を出して登場するのが気持ちいい。
美女ではないが、舞台の上で説得力を持たせられればいいのだ。

・「YO SOY MARIA」の最後のだいもんの絶唱がすごい。
クレッシェンド最高。
歌声で客席を圧してくるのが気持ちいい。

客席が染まるなんてもんじゃない。
だいもんの歌声の圧で客席が押しやられていくような感覚。
抗いようのない力に屈服させられるのも、一種の快感である。

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