6.18地震
18日の朝「揺れたな」と気づきました。
こちらはたいしたことない揺れだったけど(震度3くらいでした)よそはどうなんだろう……ベッドで寝ころんだままスマホを見ると、
震度6弱。
大阪北部震源の地震があったんですね。
テレビをつけると亡くなられた方もいらした由。人災と呼びたくなる部分もあり、お気の毒なことです。
さて災害に強いことで知られる阪急電車。
これすらも止まったということに軽く衝撃を受けました。
私は北陸の民なのですが、それでも「JRやその他私鉄は止まっても阪急は止まらない」という阪急電車信仰のようなものを耳にしたことがあるもので。
阪急が止まるほどの地震だったのか……と規模の大きさを思い知る一端になりました。
そして、どんな災害であろうと阪急電車が動く限りまず上演すると言われる宝塚歌劇。
その阪急が止まったらどうするんだ?
お客さんは来ておられるようだし……。
結論としては1時間遅れの上演。観劇できなかった人には払戻もあり。
『凱旋門』の上演は「なにもこんなときに……」「この日しか観られない人もいる」など賛否あるでしょうが、なんとか上演すべく奔走したであろう劇団の人たちにはお疲れ様でしたと言いたい。
もちろん雪組生にも。
雪組生は3.11のときに東京で『ロミオとジュリエット』を公演していたし、当時花組生だっただいもんはまとぶんの退団DS『For YOU』出演のために東京でした。その後は『愛のプレリュード』東京公演で募金活動にも参加していたはず。
そうでなくても宝塚は阪神淡路大震災の記憶もあるわけで……。
安全第一を思うのは当然で、ヅカファンとしてはジェンヌさんの無事に思いをはせずにはいられない。
だから休演の措置を取ってもおかしくないとは思う。むしろそうするのが普通なのかもしれない。
(参考までに。地震の影響に伴う関西主要演劇劇場の6/18公演実施状況。
→SPICE)
それと同時に、ジェンヌさんたちの気持ちはどうなんだろう? とも思う。
お客様を楽しませるのが使命、辛いときでも宝塚歌劇を観ているときだけは浮世を忘れられるように全力で舞台を務める。――そんな風に育てられているであろうタカラジェンヌである。
不安や恐怖のなかにも、何かせずにはいられない気持ちもあったのではないかと思うわけです。当人たちではないから想像にすぎないけれども。
ゆえに、空席の目立つ客席を見ながらも仕事を果たすことに彼女らが喜びを見出してくれていたらいいなと思います。
――そんなことを思っていられるのは、結果として無事だったようだからです。
こんなものをつらつら書いているうちにまた揺れました。
こちらは震度1ですが大阪は最大震度4。
これからもまた続くのかもしれません。
地震の激しい地域の方たちはどうぞお気をつけて。
劇団も、ジェンヌさんも、地震が激しいうちはどうぞ無理はなさらずに。
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