『ANOTHER WORLD』感想・2

星組

・もともと落語が好きです。
日曜の夕方は「笑点」な三世代家族で育ってたせいかもしれません。

そのうえ、谷センセイは私と相性がいいらしい。
落語+谷=最高、の図式は今回も崩されることはありませんでした。

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↑ これは初日の。
観劇したのは大劇場初日と5月13日(日)15時公演。

・開演前に初舞台生のご挨拶があります。
毎年見るけど何度見ても感動する。
みんながんばりやぁぁぁ。

最初に全員での日舞と歌のソロが入るんですが、誰が歌うのかもプログラムなどに書いてくれたらなぁ。(書いてた年もあったよね)
今年のご挨拶文はごく普通で、「宝塚歌劇最高!!」なノリが過ぎなかったのが好印象です。100周年前後のご挨拶って、劇団の自画自賛っぷりに白けたもの。

・チョンパで華やかに始まります。
が、曲が予想外にしっとりしてるのでかくっとくる。

・葬式の場面がおかしい。
大セリを使ってのあの世とこの世の二重舞台。
でかい棺桶、「恋煩いで死ぬなんて恥、あの世で借金取り立ててこい」とぬかす父親、うるさい両親に対抗すべく声を張り上げる坊主。
現世の棺桶に放り込むと同時に天から降ってくる頭陀袋もセリやバトンを使える舞台ならではだ。

・派手すぎる鳳凰船(三途の川を渡るときに乗り込んだ船)。
タカラヅカだわー。

・冥途歓楽街がこれまた派手。
「花」「月」「雪」「星」「宙」「専」のネオンが気になる。

・冥途歌劇団のロケット衣装可愛い。
使いまわししやすそうだな。
ていうか、ショーの初舞台ロケット衣装がイマイチだっただけに、これを使わせてあげたらよかったのになぁ。

この冥途歌劇団の演出もタカラヅカならでは。
舞台映えする。

・天下分け目の戦いでとうとつにはじまる金色夜叉パロとか、千手観音とか。
ほんと笑いっぱなしでした。
脚本・演出がちゃんとしてる作品はいいね。

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星組

Posted by hanazononiyukigamau