『シトラスの風-Sunrise-』感想・3
・「Paradiso」は好きです。(姉同様、私はゴールデンステップスの瞳子ちゃんので覚えた)
キキちゃんは美しいです。
だからいい場面だと思います。
長身に映えるチャイナも似合いまくり。
が、『シトラスの風』の一場面として見ると「なんでこれ!?」と思わずにいられない。
前の場面と合ってなさすぎやしませんか。
雰囲気をがらりと変える「間奏曲」とはいえ、もうちょっと別のものをもってくればいいのになぁというのが正直な感想。
それはそうとキキちゃん、歌うまくなったなあ。
いい声だなあ。
ていうか「Paradiso」最後まで聞かせてくれよ!!
「ここで終わり!?」ってびっくりしたわ。
・「Soul Spirits」がこのショーで一番好きだ。
すっしーさん演じるMr.Bojanglesが年老いてなお魂のこもった踊りを見せ、Soul Spirits Guyの男役たちがそれを引き継いでいく。
これが泣けるのは場面そのもののすばらしさに加えて、宝塚の歴史の縮図のようでもあるからなんだろう。
愛りくをはじめとする踊れるメンバーがたくさん出ていて見ごたえがある。
この場面、エンドレスで観たいわ。
かっこいい場面だと思ったら、振付は謝先生なんですね。
・中詰アマポーラは「ああああ岡田レビュー!!!!」と言いたくなる場面。
男役も娘役も「それ需要あんの?」と昔は思ってたターバン姿で……いや、今も大して私には需要はないんだけど……それでもレトロな美しさを舞台に繰り広げる。
まどかは銀のシャラシャラした帽子(?)似合うなぁ。
私は前回の大劇場で辞めた娘役さんがそうとう好きだったので、真風の隣は別の人で観たかったという気持ちはどうしてもあるんだよね。
けれど、まどかでなかったら、こんなに歌ったり踊ったりはできなかったよな(量的にも質的にも)というのもわかっている。
わかってる……けど、どうしても未練はありますね。
一番の薬は時薬、もう何作か観たら慣れるだろうか。
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