『ひかりふる路』感想・4
・縣くん(=アンリオ)が咲奈たちを捉えられるのがすごく納得する。
体格大事よね。
初見時、縣くんを探しにくいことが多かったんです。考えてみたら市民の人たちとお揃いみたいな衣装なんですね。
というのも、彼は議員じゃないからなんですが。
ジャコバン・クラブでは酒瓶を手にうろうろしてたのが、次の場面では帽子だけかえて「街の男」に。
かっこいいです。色気あるわー。
その後の場面では「アンリオ」役のまま戦線に出て死んでるのが納得いかない。(その後もアンリオさん出てくるんだし)
東京公演では「フランス兵」になればいいのに。
・大きな橋のセットをみると誰かが蜂の巣になるのを待ってしまう。
言うまでもなくベルばらのアンドレのせいです。
早くそこから逃げてー!!って言いたくなって困る。
・革命家の女性たちがちゃんと市井の女性なのがいい。
ただの「おっかさん」でもなければ「女の皮をかぶった男」でもない。
ちゃんと妻であり母であり働く女性であり、それ以前に名前のある一個人という感じがある。
生田センセイは「女」を役割で見ていなさそうなのがいい。
女性たち(ありちゃんとかきゃびいとか)にソロがあるのも嬉しかった。
・「至高の存在の祭典」での現実と妄想が入り混じるところが好き。
ああ演劇だなって思う。演出がきれいだわ。
舞台では舞台でしか作れない見せ方があると満足度が高まる。
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