『ひかりふる路』感想・3
まとまりそうにないので『ひかりふる路』感想をとりとめなく書いておきます。
・なぎしょの乳。
思わずガン見したよねー……。
予想外に立派だった。
はっちさんとの芝居がアダルティすぎてふおおおおおってなった。
ジロンド派の女王=マノン・ロラン夫人のなぎしょ、美人だし気位高そうだしキツそうだし色っぽいし。
はっちさんのタレーランは現役感バリバリだし悪どそうだし暗躍感すごいしなんかいろいろとだだ洩れてるし。
すごい並びでした。
ロラン夫人が粛清される場面、馬車を下ろされるときも「触るんじゃないわよ!」と言わんばかりに顎を上げて自分で歩いていくのがかっこよかった。
・登場時のマリー=アンヌ(=まあやちゃん)、こっわ!!
そのあとはだいもんと反比例するようにどんどん白くなってくのね。
・二刀流まあやちゃん。
二刀流は宝塚の流行りですか?
・「恐怖政治」が唐突すぎてストーリーから置いて行かれる。
なぜこれにみんな乗っちゃったかな?みたいな感じだけど、現実にそうだったのか。
ストーリー展開が早いこともあってちょっとついていきにくいところもあったけれど、だいきほ中心の歌の力がすごくて圧倒された。
声がいいって素晴らしい。
・「憧れの人とお話できた♡」とキャピってる死の天使さん(=サン=ジュストのあーさ)が可愛い。
女子っぽい。
そのあとどんどん暴走してく感じも可愛いちゃ可愛い(笑)。
やってることは粛清だけども!
初見時、ギロチン後にめっちゃ嬉しそうに報告しにくるところは「犬か!」ってツッコミたくなった。(2回目に観たときは犬度は下がってた)
憧れの人=マクシミリアンに自分の理想を投影して、彼の名のもとに自分の思う正義をどんどん進めてゆき、ゆえにマクシミリアンが追い詰められていく。(サン=ジュストには自覚なし)
マクシミリアンはお姫様で、サン=ジュスト君がまたすっごい重い「女子」だから、2人の関係性は百合ってことでいいでしょうか。
・「粛清しときました!」「でもマリー=アンヌは逃しました」(大意)な台詞に対するだいもんの「そうか……」の言い方の違いが良い。
・マクシミリアンの処刑が決まる裁判、かれの話が喧騒にかき消される演出が怖い。
生田センセイ、こういうのほんと上手いよね!
ちゃんと「舞台」の演出をできる人だわ。
でも「私は私の死を望む」みたいなことを発言するところで『天の華地の風』外伝(孔明が閻魔大王の裁きを受ける話)を思い出してるのは私だけでいい。
(この話、何人に通じるんだ……)
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