姉からのメール・67

姉からのメール

花組 はいからさんが通る 感想1

・はいからさん見てきた。淀みなくスラスラ楽しい場面が流れる舞台。面白かった

・ちなみに私の「はいからさんが通る」に関する知識は何十年か前にテレビで見た南野陽子の歌のみで、漫画、映画共に見たことがありません…だからうっすら知ってるのといえばはいからさんが凛々しく恋したい、晴れた空が好きな子、ぐらいなもんだよ、どうだまいったやろ?笑。はいからさんが紅緒という名前であることすらも初めての知った…

・なので、今回楽しんで見つつも、「はいからさんが通る」ってどんな漫画やったん?なんで人気あったの?という視点も交りながらの観劇であった

あ、だいたい私と一緒だ。ナンノの歌しか知らん。
しかも最後の「晴れた、空が、好きーです」しかわからないから「凛々しく恋したい」って何?状態です。

・で、オープニングな…なんなのよ!花が誇るイケメン三人によるハートバーンみたいな振り付け!軽率に初っ端から飛ばしてくるんじゃないよ!ビックリしたわ!

・主題歌含め曲がいいよね。和テイストのポップス大好きです。耳に残るわー

・自転車(@_@)!舞台を自転車が走って行った笑

・しばらく見てて思った、そうだった…私はこれ系の主人公が好かんのだった…それが少女漫画から離れていった一因でもあるんだろうな今思えば…と思い出した、紅緒…大人になってもこのタイプの主人公はやっぱり好きじゃなかったわ(笑)わははは

・でも…でもですよ…華優希ちゃんの演じる紅緒が存外にかわいく思えたのよ!!なんなんこれ!見ながら、紅緒やっぱり好きじゃないわー→でも華ちゃんはかわいいな→でもやっぱり紅緒好きじゃないわー→でも華ちゃんはかわいいなを行ったり来たりしてました。そして最後は華ちゃんの健気さににほだされた…お帰りなさいって…健気すぎるやろ。多分このタイプの主人公、漫画で読むときは脳内で私が演じるので(笑)なんか好かんが、今回は華ちゃんだから印象が違うってことかな?つまり演者の力量の差か(笑)

・タソがうまいわーやっぱ。最近は恰幅の良いキャラがほぼ定番になっちゃってるけど、もう、キャラを全部ガラッと変えて来て、誰一人かぶるところが全くないの本当にすごい。次郎吉からずっと見てるけど、あのキャラとあのキャラ似てる、みたいなのが全くなくて全部、全員違うもんね!今回の丑五郎は軽さ少なめ、男気といかめしさ多め、みたいにご本人の引き出しからチャッチャッと取り出してぐるぐる混ぜて出来上がり!みたいな、そんな簡単がどうかはわからんけど、その引き出しの数がめっちゃ多く仕切りもめっちゃ細かそう、そんな印象です。ほんと達者ですごいよね、好きだわたそ

・聖乃あすかちゃん美人さんだわ。声もいいね。若いのに低音だねぇ。紅緒さん…みたいな笑いに掠って来るようなセリフも面白かったし、女装?しててもちゃんと男の子に見えた

・おばあちゃんがおばあちゃんすぎて、だれやねん?!

・編集長のビジュアルなー。ホントに漫画だったわ。あのパンタロン履いてカッコイイって何なの?!いや、最初は長髪に目が慣れなかったが…。そして歌い出すのを待ってしまう自分がいました

・最初マタギかと思ったマイティ。声が出ないキャラから片目が不自由なキャラへ華麗に転身。かっこよかった。硬派。

・くみちゃんの男をコロコロ転がすのがうまそう感。えまさんメロメロ感。ジェラシーなおじいちゃんかわいい

・べーちゃんのシットリした感じがもう…柔らかさの奥にある芯の強さみたいなのを演じさせたらほんとうまいよね。ハキハキしたセリフと強い視線が、柔らかな声と容姿で柔和なものになってるというか

おばあちゃんは「ばあや」役のにーにゃんのことだろうか。

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