雪全ツ『琥珀色の雨にぬれて』感想・4

2021-02-11雪組公演感想,雪組

・2番手ルイ・バランタンはなぎしょ。
かっこいい。
女を幸せにしそうなルイでした。

坊ちゃんなクロードと違ってこちらは世知に長けてるからなー。
破滅的なところもあるけどそれもまた味。

・にわさんのジョルジュ・ドゥ・ボーモン伯爵がこちらもかっこよくてびびりました。
にわさんってだいたい色物というか面白いおじさんばっかり当てられてるからさー、こういうのって新鮮。
ちゃんと仕事してそうな銀行家で、シャロンのことは自分の格を他人に示すための女として見てそう。愛じゃないのね。

ボーモン伯爵がそういう扱いをするから、シャロンが「自分は道具にすぎない」「自分の内面を見てくれる人なんていない」と蔭を持ってたのも、女神のように崇めるクロードにほだされるのもしっくりきた。

・もう1人かっこよかったのがおーじ。
シャルル・ドゥ・ノアーユ子爵、元ジゴロでジゴロたちの影の元締めで花屋。
ダンディでした。
いい役をしっかりモノにしたわ。

・若手男役たちのジゴロはまだピヨピヨしてるなぁ……と思ったらほんとに若手だった。
これからどんどん磨かれていけ!

・エヴァ役のあゆみちゃんは踊っておこう、歌はまぁ他の人に任せたほうがいい。
私の耳ならわりと大丈夫だけど。(超耳音痴)

・ショーだけでなく芝居でもいい声を聞かせてくれたのははおりん。
頼りになる若手娘役です。

・最初のダンスがペンギンっぽかった。(手首を外側に曲げたあの手つきが)
そう思ってみるとなんか可愛い……。

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