『神々の土地』感想・５
好きな場面とか。
・大階段・銀橋の使い方が秀逸。
閲兵式の男役大階段から銀橋への流れはひたすらに麗しくかっこいい。
ショーの一場面のよう。
ラスプーチンに裾持ちをさせながら皇后の銀橋渡りから大階段での暗殺の流れもドラマティック。
映画の名場面のよう。
どちらも大劇場の機構を生かしていて「ナマで観てよかった！！」と思う場面。迫力がすごい。
映画館やBlu-rayなんかで見たら物足りなく感じるのかなぁ。
・ラスプーチンの不死身ぶりのすごさと（でも本で読んだラスプーチンに比べたらまだあっさり死んだほう）、なすすべもなくそれを見守る皇后の無力さも印象に残る。
・ラスプーチンも怖いけど、聖痴愚２人も怖い。
登場するときに胸元で鳴らす音が大きくてびびるというのもある。
じゅるじゅる言わせながら桃を食べる愛ちゃんラスプーチンもびびったけど、ラスプーチンの手から落ちた桃に嬉しそうに頬擦りしたりかぶりついたりする聖痴愚もヤバかった。
桃を拾うのは日替わりというか、そのときのタイミング次第っぽいですね。
桃をすする音は愛ちゃんが出してるんだよね？
あの音がすごくて、落語の蕎麦を食べる演技もうまそうだなと思った。
・鹿の親玉……！
コンサバの鳥の次はこれか。
（そのうちサイトーくんの娘役動物アイコンよろしくウエクミのでかい動物シリーズになったらどうしよう）
・ジプシー酒場の場面で大人数が入り乱れて踊るところ。
あの渦を巻くような動きがとにかく好きなんです。ジェンヌさんすげー！！と毎回思う。
なぜぶつからないんだ。
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