『神々の土地』感想・1

宙組

『神々の土地』~ロマノフたちの黄昏~ 8月19日(土)11時公演を観てきました。
初日明けてすぐの土曜です。早くも立見が出てました。
私は明日1回観て、9月に入ってから池銀貸切を観る予定。それ以外は体調とチケット次第だな。
(再度、腰やらお腹やらが痛い)

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初見の感想を思いつくままに。
ネタバレ的なところはあるかもしれないので気になる方は注意。

・最初のほうは言葉数が多くてちょっと大変だった。
登場人物やロシアの状況説明的なところですね。

・愛ちゃんのラスプーチンが、気持ち悪い! 怖い! 最高!!
ほんとにこの人3番手で路線なんですか……?

あのでっかい体を常にかがめて歩き、下卑た振舞いやけったいな動きをする。
子どもの夢に出てきたら泣くぞ。
でも私は大人なので、あれを真似して遊びたいと思うくらいには楽しかった。(大人……?)

・芝居で大階段が2回出てきた。使い方かっこいい。

・ウエクミ作品のわりに観終わったあとのどうしようもない重さがないなと感じたんですが、ぱっと見「愛憎」部分が薄めだからかもしんない。
なんせ憎まれてるの、ほぼラスプーチンだし。
一見、主演と2番手とヒロインでドロドロしてないし。

とはいえ真風ユスポフ、ちゃんとまぁくんドミトリーに矢印向けてた。びっくりした。
そりゃ演目と配役出たときにウィキ読んだらそんなことが書いてあったから知ってはいたんだけど、ウエクミがどこまでそれをやらせるかと思ってたもので。

それを頭に入れたうえで2回目、3回目を観たら楽しいだろうなー。

・貴族が芸術品を集める意味を語るユスポフと、うらら様を呼んできれいなドレスを着せてご満悦なせーこちゃんジナイーダは間違いなく親子だ。

・うらら様イリナが超絶美しかった。
わかってたけど麗しかった。
美貌のヒロインっていいなぁぁぁぁぁ!!!

主人公が想いを寄せ続けるのに説得力がある。

「ふつうならここでヒロインのソロだな」「ふつうならここでまぁくんとデュエットするところだ」というところ、悉くスルー。
うらら様に歌はありませんでした。
これもウエクミの愛なのかもしれない。

とは言え、「ミュージカル・プレイ」と冠されてる作品なんだけどね、これ。

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Posted by hanazononiyukigamau