『オーム・シャンティ・オーム』感想・２
・オーム２役のべにーさん。
第１幕は生まれながらの脇役俳優、第２幕は転生後のスター俳優。
第１幕ははっちゃけた性格。
すごい表情で歌う踊る演技する、脇役なのに勝手にスターの衣装を着て真ん中で踊ってみたり、人気女優に近づいてみたりとハチャメチャな役です。
そのすごい表情や演技があんまり好みじゃない……。ほんとただの好みの問題だけど。
でもその好みを超えたレベルで何かを見せてくれないかなぁとは思う。
第２幕は転生してスターの家に生まれつき、実際にスターになる。
この主人公なんですが……お金持ちでお坊ちゃんだからかいけ好かない。
シャンティそっくりのファンの女の子＝サンディを使って復讐を企てるんですが、ド素人をにわか女優に仕立て上げようとしてうまくいかなくて怒ってるのがすごく我儘。
憧れの大スターとの共演である以外サンディにとっては特段のメリットも動機もないというのに、なぜああもボロクソに言われなければならないのか。
主人公にいい感情を持てないまま終わってしまいました。
・あーちゃんは第１幕では女優のシャンティ、第２幕ではオームのファンのサンディ。
可愛い！きれい！
あーちゃんは基本的には可愛い子だけど、不思議と大人っぽさと色気がある。人気女優なのも納得の華を持つ。
大人っぽい黒衣装が一番好きだわ。
第２幕の普通のファンの女の子もきゃっきゃしててかわいい。
可愛いは正義。
・カイちゃんのムケーシュはヤバい男だった。
シャンティが結婚の披露をせまるところ、優しい声音、優しいセリフなのに裏があるのがわかる演技。
怖かった。
第２幕の大ナンバーはよかったです。引き込まれました。曲調がインドっぽくなかったせいはあると思う。
あの場面、かっこよかったぁぁぁ。
・オームの友達・パップーのまおくんは、遠目のきれいさがすごいな！
スタイルが飛び抜けてる。
芝居や歌はまおくんでした。いいヤツっぽい。
