『CATS』観てきた・２
さて開演。
なんか宇宙船みたいなの出てきたんだけど。どういう世界観なんだ。
しょっぱなからぶっとばされます。
ネコがたくさん出てきました。
歌います、踊ります。
なんかすげぇ。
うぉぉ、歌うめぇ。
ダンスすげぇ。
なんなのさこの人たち！
ネコは全部で２４匹いるらしく（１人の役者さんが複数のネコを演じてるときは１匹と数えるのね）、歌メインと思しきネコやダンスメインと思しきネコなどもいますが、それでも皆さん歌もダンスもすごい。
歌もダンスも（たぶん芝居も）できない人間としては超人の集団にしか見えません。ていうか実際そうなのでしょう。
さてお目当てのジェリーロラム＝いまっちさん。
無事見つけられました。
「あの動き方、いまっちだろ！！」と思ったらビンゴです。あー、変わってないなぁ。いや、変わってる（成長してる）のだろうけど、人間そうそうクセは抜けないから。
そしてネコメイクしてもタレ目は変わらないのね。可愛い。
優しいネコだからあえてそういう感じのメイクにしてるのかも。
あと、普通の女子集団のなかにいるといまっちさんはそこそこ大きいので探しやすい。
ジェリーロラムは歌メインのネコなのかな？
トリオくらいで歌うところがたくさん。
とてもキュート。
キャッツは客席降りもたくさんあります。
私の近くにもきました。
ネコの名前をつけるのはむつかしい……みたいな歌のところではいまっちさんの低めの声が間近で聞けてふぉぉぉ！！となりましたよ。
なんせ私は男役のいまださんが大好きだったのだ。女子に戻ってからも好きだけどな。
ジェリーロラムは優しいネコ。
かつて役者だったおじいちゃんネコのアスパラガス（＝ガス）と一緒にいて、いつも話を聞いてあげている。
アスパラガスは「昔はよかった」「わしらの若いころはこんなもんじゃなかった」と回顧と武勇伝的なことを話すので、演じる人によっちゃまぁアレな感じになるかもしれない。
かれの話をくるくるとよく動く表情で聞いていて、この場面に温かみがある。いまっちさん、性格いいんだろうなぁ……と中の人のことを思う。
２幕がジェリーロラムの見せ場。ガスと一緒に歌うナンバーがあるんだけど、ここはとても泣けた。
悲しい歌じゃないんだけど、心に沁みた。
いまっちさんはしみじみくる歌を歌う人だ。
