『Dramatic “S”!』感想・3

2022-05-15雪組公演感想,雪組

・中詰「サンライズ」は娘役を本舞台上に引き連れた咲奈のソロから始まる。
初日近くは代役でひとこがやってました。

すごい色味の衣装ですが(タカラヅカ的にはそんなに珍しくもない……)、それでソロを歌うひとこは「なんか文句あるか!!」な感じを受け、咲奈は「え?こんなの普通だけど?」な感じを受けました。

後ろの娘役さんは強いなー。
なんかとっても雪娘だった。

・次はなぎしょメインだけど、引き連れてる若手男役が気になる。
鳳華・星加・彩海・一禾というきれいどころというかなんというか、今後の活躍が気になるメンバー。顔覚えなきゃ。

・がおちゃんのソロが意味わからん感じにむつかしそうだった。
4分の5拍子だそうで……。

・舞台奥でセリ上がるちぎたさんを呼び出すかのようなみゆの踊りが舞台セットと相俟って「ヒミコの舞い」とでも言いたい感じだったんだけど(ヒミコ=卑弥呼=日巫女なので)、場面のタイトルが「サンライズ」だったのであながち間違いでもないのだろう。

・ロケット前のひとこの「’S wonderful」衣装を「タコさんウィンナーだよね」と評する方がいたのだが、次観るとき平静な気持ちでいられる自信がない。

・103期生初舞台ロケット。
ロケットは初舞台生に限るな!という持論を再確認できる出来。
カズミボーイの振付もすごいがこれを踊りこなす103期生もすごい。

前列ではスプリットやって、中列では側転やって、後方ではピルエット回ってる。
目が足りないよ!
一度にやられると全部見られなくて困るんだよぉぉぉ!!!

と、何度でも観たくなるロケットです。
今回なぜか2階席に縁がなかったのですが、1回くらい2階から見てみたかったなぁ。
でないとピルエットとかきちんと見られないもの。すんごいギュインギュイン回ってるというのに。

両腕をつないでのラインダンス(ドリキンの狼ロケットでもやってたけど出来が雲泥の差)も面白かった。
身体を順番に後方に倒していくのも面白い。下手端がんばれ!っていう気持ちで観た。

すみれの花束の中に「103」の文字の入った吊り物は、ちょっくら色盲検査を思い出しました。

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