『Dramatic “S”!』感想・1

2022-05-15雪組公演感想,雪組

『Dramatic “S”!』通称ドS(でいいの?)の感想です。

・プロローグ、最初にちぎたさん1人だけで後ろ向きにセリ上がりで踊る。
1人で空間を埋める。
劇場全体がちぎたさんの空気で染まる。

ちぎたさんに対し「ショースター」というイメージは持っていなかったのですが、このソロダンスでその認識を改めなくてはならないと感じました。
退団公演だからかもしれませんが、とても大きく感じられました。

カゲコーラスも力強いです。
ちぎたさんをぐいぐい押し上げるような歌い方。

・今公演に客席降りはありません。
代わりにと言っていいかわかりませんが、たぶん全員での銀橋渡りがあります。

銀橋渡りの最初は縣くん。上手花道から走りこんできます。
群舞のとき、新公主演もしていないかれは学年相応の位置にいることが多いのでどこにいるかを探さねばならないのですが、こういうところでトップバッターに入るあたりやはり扱いのいい人です。
私はウハウハした。
そしてその後も何度か「うーむ、さすが縣くんだ」と思う扱いの良さを知るのです。

本舞台に戻ってから娘役さんの手を取るなどいろいろしてるのも観てしまう。

・ちなみに、センター付近はだいたい映像で残る。ゆえに、ナマ観劇のときは端っこのほうを見るクセがついてます。
ダンスが上手い人より単純に好みの顔、あるいはつっこみたくなる顔芸を探してしまうのが私の残念なところではあります(笑)。

・男役5人口での銀橋。
センターがカリ様というのに驚きました。芝居に引き続き大きいところを……!

メンバーはまちくん、すわっち、たわしという私的に微妙に渋いメンバーがいて、最下で縣くんが入ってます。
強し。

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