『瑠璃色の刻』感想・1

月組

月組シアター・ドラマシティ公演『瑠璃色の刻』5月4日(木・祝)12時公演と16時公演を観てきました。
6日にもう1回観る予定。

みやちゃんの単独主演東上付作品です。おめでたい!
きれいだったわー。
みやちゃんもきれいだったし、組替えで来た公演2番手のれいこもきれいだったし、舞台演出もきれいでした。
ビジュアル的にはすごく満足感がある作品です。

「ビジュアル的には」と但し書きをつけるということは作品全体、特に脚本は……ってことですが、えっと、いつもの原田センセイです。
良い意味でも悪い意味でも原田センセイです。
脚本は、期待してなければ、まぁ……。むかつきはしません。それだけでもありがたい。
とりあえず腹が立つセリフとかはないので。
ツッコミどころはあれど『白夜の誓い』も平気だったことを思えば、実は私は原田センセイが苦手じゃない……のか!?

第Ⅰ幕。

最初の、賢者の石を手にしたみやちゃんをセンターに、サン・ジェルマンの影たちが踊るナンバーがかっこいいです。
サンジェルマンの影は黒天使みたいな感じですが気にしちゃいけません。
(ついでに言うと、『瑠璃色の刻』自体がなんとなく『1789』っぽい……時代と場所がほぼ同じだから仕方ない部分もあるけど)

そしてらせん階段のセット。装置はおなじみ松井るみさん。
らせん階段がぐるっと回って、舞台前方には階段のてっぺんに立ったみやちゃんが。

みやちゃんに見降ろされている!!

いやーたまらんですよ。
みやちゃんに睥睨されるの快感だわぁ。
この段階で「いいもん見たなー」と7割方満足。
(みやちゃんに見降ろされながら『ドン・ジュアン』のサパテアードを踏む亡霊さんを思い出しました)

みやちゃんシモンのお友達、れいこジャック登場。
この2人の並びが麗しいです。
宝塚ありがとう。
とんでもねー美形の並びって素晴らしいですね。
れいこひとこの並びが解消されてへこんでもこういうのが待ってたりするから油断なりません。

0

月組

Posted by hanazononiyukigamau