王妃・ビバフェス中継を見たんだ・1

宙組

『王妃の館 -Château de la Reine-/VIVA! FESTA!』、そしてみりおんサヨナラショーのライブ中継を見ました。
場所はこぢんまりした地元映画館です。
ちょこちょこ拍手も起きたし泣いてる人もいましたよ。

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・芝居・ショーとおして一番思ったのが「真風でかい」でした。

真風がでかいのなんて今さらだろう、公称175センチはダテじゃないぜ!ってなもんですが、なぜこれまでさほど「でかい」と思わなかったのかというと、好きなジェンヌはオペラでロックオンする習性があるからだと気付きました。
なんなら1ケタ列でもオペラ使うもんなー、私。
真風だけ見てたら真風のでかさなんて気づかないのよ。

今日は映画館でのライブビューイング、標準的なカメラワークにより普段見ないところも強制的に見ることになるため、比較対象ができたのでした。

・あとショーの最初の衣装(あのギザギザ模様のシャツはいったい……)、あれすら似合う気がする真風に「さすがトマケの国から来た人は違うぜ」と。
トマケトマケトマケトマケハーッ!!に比べたら、この衣装くらいどうってことないですよ、たぶん。

みりおんラストデイなのにこんなことばかり思っててすまん。

・芝居は大劇場ぶりに見ました。
いろいろ深化もしてるしアドリブも入れまくってたなぁ。

「キタキタキタキタ北白川」とか、ハートを送ってはルイ14世に撃ち落とされたりバットかなにかで遠くに飛ばされたりとか。
酔っ払いはお互いの小物(スカーフとか帽子とか)を交換して使っていろいろと。
「どうして早く言わないの!」のセリフを玲子さんが取っちゃったのは笑った。
最後、下手花道からハケるときに北白川まぁくんが玲子みりおんと肩を組むようにしてたのはとてもよかった。

・『王妃の館』を久々に見て、みりおんは本当に「生きる」力を感じる娘役だな、と思いました。
なにがあろうと生きる。どんなことがあっても生きる。
転んだら起きる。7回転んだら確実に8回起きる。
そんな感じの娘役。

華奢な美人なのに、雑草のようなしぶとさも感じられ、しゃかりきツアコンな最後の役がとても似合うんだよな……。

と思ってたところに、サヨナラショー前のすっしーの前説でみりおんが死に魅入られた『エリザベート』のシシィや『双頭の鷲』の王妃も演じていたことを思い出し、みりおん役の幅すげぇな!!と今さらながら驚かずにいられませんでした。

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Posted by hanazononiyukigamau