『ローマの休日』感想・1

雪組梅田芸術劇場公演『ローマの休日』7月30日(土)15時と8月6日(土)16時30分の回を観てきました。
役替わりパターンは両回ともBパターン、れいこアーヴィング、翔マリオ。

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梅芸って「舞台装置を撮影しないで」と言ってたイメージなんですが、昨日は客席係が「撮影を済ませたお客様は携帯の電源をお切りください」と言っていたので撮影OKなんですね。
演目によるのかな?

ちなみにこの客席係さん、「背もたれに頭をつけてご観劇ください」と言い、背もたれと肩が同じ高さなんだがどうしたらいいんだと私を困惑させてくれました。

●さて『ローマの休日』です。

舞台が広い。
盆が回るわりにそれが効果的に見えない。
場面転換はたいてい「カーテン前」。
結果、なんか退屈……。

いい話なんです。
出演者は頑張ってる。いい演技してる。

でもそれだけで舞台作品としていいものになるかというと、残念ながらそんなことはない。

――演出家、演出してくれ。

と本気で思いました。

脚本・演出は田渕センセイ。
過去の3作品はいずれも私には合わなかったのですが、その理由の大半は「登場人物の性格が意味わかんない」でした。
かっこいいはずの主人公が全然かっこよくないとか、ヒロインの言ってることがむちゃくちゃとか、はっきり言えば人格破綻系で、田渕センセイの脳内設定と舞台上で描かれた人物の性格との乖離がはなはだしかったの。

で、今回の『ローマの休日』は原作付だから、登場人物の性格設定がおかしいということはないはず、田渕センセイの作品は絵的には悪くないし――と思いきや、これですよ。

バウホールで上演するならよかったかもな。
あるいはドラマシティなら。

ハコのサイズを間違えてるとしか思えませんでした。

ちなみに、最初にアン王女がジョーのアパートに行くところのかみ合わないやりとりは、どうかするとマサツカ作品っぽくもあった。

雪組生が一生懸命演技してるローマ観光部分が少々退屈。
頑張ってる。
小芝居とか上手いし楽しい。
好きなタイプのジェンヌさんいないかなー、誰かわかんないけどキレイな子いるなーと思いながら観てたので寝はしませんでしたが、どうも盛り上がらなくて辛い。

ジョーのアパートでジョーとアン(アーニャ)が踊るあたりからは2人の演技に呑まれて物語に引き込まれ、そこから最後までは一気に。

フィナーレのダンスも素敵で、「なぜこのレベルのダンスシーンを劇中で作らなかった……!!」と言いたくなりました。

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