宙組『エリザベート』感想・4
宙組『エリザベート』は宙組娘役つぇぇな! と思う舞台でした。
●せーこちゃんゾフィーはほんと素晴らしいです。
演技も歌も美しさも備えている。
ゾフィーがシシィを気に入らないのは自分の美意識に合わないからだろうなと強く思いました。
計画通りいかなかったことや、息子の愛を……ということじゃない。
皇后は義務を涼しい顔して果たして当然、振る舞いは優美でなくてはならない。
結婚式で「まぬけね」と言うのすら優雅なゾフィー様でした。
●初夜の翌朝の女官たちのガヤガヤ具合がすごくてねぇ。
この人たちに囲まれてたら、気弱そうなシシィはたまらないわ。
●しーちゃんのリヒテンシュタインは適役。
うまくて美しくて端正。
いかにもゾフィー様のおめがねにかないそうです。
●キッチュの美女たちがバチバチ火花を散らしてるのが楽しい。
中国(アリサ)VSエジプト(らら)とか。
スペイン(瀬戸花さん)も他国の美女を打ち払う勢いで怖い。
アメリカの美女・まいあちゃんは派手な美貌で自由の女神コスがすごくはまってる。
スコットランドの美女・りらちゃんはめちゃくちゃ可愛くてルキーニに手を引かれるのも納得。
●少年ルドルフのまどかはかーわーいーいー!!
久々に可愛さと歌唱力、演技力の揃った子ルドです。
宮廷で寂しく暮らしていた彼がトート閣下というお友達を得て勇気を得たらしく、重臣たちにやんちゃをして、閣下に「見てくれた!?」とばかりに誇らしげにしているのが可愛いです。
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