『GOLDEN JAZZ』感想・7

月組

●中詰の紫ィィィ――――!!!な舞台が好き。
ゴージャス。

次々スターさんが出てきて、本舞台でもこれでもかとジェンヌさんたちが踊ってるので、銀橋を見るか本舞台を見るかで毎回迷った。

・あーさ・わかば・うみが銀橋渡ってるときの、本舞台での宇月たちのダンスがめちゃくちゃ大変そうだった。

●ロケットの新くんのキメの表情に悪女っぽいと思った。
これが男役に対して褒めてるのかけなしてるのかよくわからないが。

●アフリカンダンス。

あーさの「たなな×3」(に聞こえる)がかわいい。

・満月をバックに舞台奥にせり上がるちゃぴは、ディアナのようであり、野生の女神のようであり、――美しかった。
宝塚の舞台での女神っぽさって白や金の衣装で表現されることが多いんだけど、こういう土俗的なものが出てきたのが面白い。

ちゃぴがセンターで踊りまくる。
ちゃぴ本人は「(他のどんなダンスよりも)デュエットダンスが大好き」と言い、男役の相手役であるという意味での宝塚の娘役の枠内にいようとしているふしがある。
(少なくとも、そういう姿勢を持とうとしているように見えるし、「そうあるべきだ」という声に応えようとしているように見える)

でも私は実のところどっちでもいいんだ。
男役であれ娘役であれ、然るべき人にふさわしい場面が与えられるならば。
そしてちゃぴがちゃぴらしく踊ってくれれば。

ちゃぴの身体能力を生かしてつけられた振り、そして出来上がった場面。
これを観られたことに満足しかないし、演出家にも感謝しかない。

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月組

Posted by hanazononiyukigamau