『シトラスの風III』感想・1
梅芸で観た全国ツアー『シトラスの風III』10月10日(土)15時30分公演の感想。
1回しか観てないのでざっくりとした感想を思いつくままに。
・オープニングの衣装の色使いなどが特にそうで、ああとっても岡田先生のショーだなぁっっ。
板付きが崩れてみんなが踊りだすところはわくわくする。
これが宙組始動のショーだったのか、と知らぬ過去に思いをはせる。
・今回のために新たに作られた場面(第7章 フィナーレ(2))が、まぁくん単独の客席降りのところ。
客席を回りながら「マイ・ガール」「愛さずにはいられない」を歌います。
3階席だったのでヒマでした。
1階席の熱は伝わってくるんだけど、諦めた気持ちで過ごしてました。
回りはわりと手拍子してたけど、私はする気になれず。
こういうとき自力手配だと気楽だわ。生徒さんの会にお願いしてると周囲を気にせずにはいられなさそう。
全国ツアーで2階席や3階席、さらには4階席まであるようなホールに行くことはわかってるんだから、そういう席でも値段相応に楽しめるものを作っておいてほしい。
値段の差は、お触り不可とかジェンヌさんとの距離の違いだけで十分だ。
下級生でもいいから本舞台にいればだいぶ気持ちは違うのよ。
それはそうと、まぁくんのファンサービスぶりは伝わってきて、いい主演だなぁと思いました。
・すっしー大活躍。
第2章「ステート・フェアー」の市長、第4章「ノスタルジア」のセバスチャンが特に大きな役。
かっこいいしね。踊れるしね。
組長なのにめちゃくちゃ目を引く!
というのは前提として、正直なところ、もうちょっと別の配役を考えなかったのだろうかと思った。
具体的に言えば、どちらかを愛ちゃん・あっきーに回そうと思わなかったのかと。(真風でも可)
もちろん選べるなら「ノスタルジア」のセバスチャンを、彼らのうちの誰かに振ってほしかった。
場数を踏むことでジェンヌさんは成長する。
路線ならば路線らしい見せ方を体得できる。
そしてファンもジェンヌさんの魅力を再発見し、今後の応援につながる。
組全体の力を底上げするために、路線男役に貴重な出番を回してほしかった。
あ、すっしーに罪はないです、念のため。
(つまりこれは岡田センセイへの文句だ。あるいは劇団の偉い人への)
・「ステート・フェアー」のはじめは、『風と共に去りぬ』の世界みたいだ。
いつ「ニューゥジェネレーショーン」と歌いだすかと(笑)。
そしてまぁみりが踊りだすところは『TOP HAT』を思い出した。
・真風がめちゃくちゃかっこよかった。
歌もうまくなったんだよね……? (耳音痴なのであまり自信はない)
私、真風の声好きなんだわと再確認した。
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