『スターダム』感想・1

花組

花組バウホール公演『スターダム』8月1日(土)11時公演を観てきました。

チケットの手配が出来ぬままムラに到着。
幸運なことにチケットを譲っていただけました。譲って下さった方、本当にありがとうございます。

どうでもいい話ですが、私はムラに行く前はいつも仏壇にお参りをします。
信仰心が篤いわけではなく、どちらかといえば父に快く送り出してもらうためという下心が大きいのですが、いちおう「今回も行ってまいります。観たい公演のチケットないけど。……まぁ観れなかったら観れなかったで……」とよくわからん報告をしました。
それでちゃんとゲットできたのは、「――まぁ観てもいいよ。1回くらい許してやるよ」的なご先祖様の意向かしらと思ったりもするわけです。
子孫が真人間になることは諦めておられるのか、あるいは心広くも受け入れておられるのかはわかりません。

あとはヅカ神様というものがいるとして、「観とけ! 観て損はないから、観とけ!」となんらかの力を及ぼして下さったのかとか思うわけです。
(私を選んだところでヅカ神様にメリットはないと思うけど)

ははは、我ながら痛いなぁ。

ちなみに午後もサバキ待ちをしましたが、さすがにそちらはダメでした。
ま、これは宝くじで100万円当たったあとに「でも1回しか当たらなかった」と言うようなものでしょう。

●さて私のどうでもいい話はここまでにして『スターダム』です。
楽しかった。
面白いというよりは楽しかった。

ストーリー要素は薄め。

でもたぶん全員に役名があり、セリフがあり、歌もたくさん。
組配属されたばかりの研1さんまでちゃんと出番があるっていいなぁ。
ただ下級生中心なので、かなり誰が誰だか状態です。
たった1度の観劇で、把握できてないジェンヌさんの役名と顔と役柄を覚えて、プログラムで確認するという作業はむつかしい!

出番がちょっとだけだったので把握できなかったけど、わりと序盤でちなつにジャケットを取られカバンを渡されてた女の子が可愛かったのと、赤ん坊を抱えた若いお母さんがなんか良かった。

●今回のタソがかっこよすぎた。

もー本気でやられた。
マジかっこよすぎだあの人。
タンバリン芸人は役の幅が広い。
渋かっこよくて心の中でひゃああああああ!! 状態でした。

本人が面白すぎる上にビジュアルが宝塚的でないせいか、どうしても色物系を振られがちだし、またそれを見事にこなしもするんだけど、まっとうな役をやらせてもタソは上手いのだよね。
そして私はその方向で演じているときのタソが好きすぎる。

めっちゃ満足した。

芝居の途中のみならず、フィナーレでもセンターに立ってたのにはびびったわ!

ありがとうハリー!!!!

《追記》8/5

コメント欄からお寄せいただいたとおり、上に書いた娘役さんは両方ともべーちゃんだったようです。気づけよ私。
気づかないままでもとりあえずべーちゃんの演技は好きみたいだということを再確認しました。

拍手からもコメントを下さり、ありがとうございました。

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花組

Posted by hanazononiyukigamau